メタリカ、ファンからの「“Escape”はいい曲なのか?」の投稿に反応

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Photo by TIM SACCENTI

メタリカのセカンド・アルバム『Ride The Lightning』(1984年)がリリースされてから40年が経つが、メタリカはいまだ収録曲の一つ「Escape」を嫌っているようだ。「Escape」に関する投稿をしたTikTokユーザーにわざわざ返信し、あらためて、あの曲は良くないと公言した。

先月、あるTikTokユーザーが「メタリカの“Escape”は僕が覚えているよりいいのか?」とのキャプションで、何年も聴いていなかったという「Escape」を聴き直す動画を投稿したところ、メタリカの公式アカウントから「いや、そんなわけない」との返信があった。

フロントマンのジェイムズ・ヘットフィールドは以前、「Escape」は、レコード会社がアルバムにもう1曲収録するよう要請したため、土壇場で大急ぎで制作したと話していた。メンバーは気に入っておらず、ファンからも不評で、ライヴでは2012年6月、<Orion Music + More>で『Ride The Lightning』をフル・プレイしたとき1回しかパフォーマンスしていない。

『Loudwire』によると、ヘットフィールドはそのとき、「いまここで、画期的なことが起きる。次に何をプレイするか知っている人たちにとっては歴史的な瞬間だ。俺らが絶対に、決してプレイしたくなかった曲がセットリストに入っている」と話していたという。



Ako Suzuki
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