ヤマハ、デジタルサックスのエントリーモデル『YDS-120』が登場
ヤマハから、サックスをより手軽により自由に楽しむためのジタルサックスのエントリーモデル『YDS-120』が5月25日に発売される。
『YDS-120』は、上位機「YDS-150」のキイレイアウトや多様な音色、奏者と楽器との一体感を生み出す「ベル一体型アコースティック音響システム」はそのままに、より手軽に、より自由に楽しめるように設計されたエントリーモデル。ベルはシンプルな仕様に、マウスピースはリコーダーと同じ形状に変更したことで、管楽器未経験者でも安心して使用でき、簡単に音を出すことができる。さらに吹き込む息の圧力により繊細な音量や音色の変化をつけることもできるので、思いのままの演奏を楽しめる。
<主な特長>
1.サクソフォンの操作感と吹き心地を継承
『YDS-120』は、上位モデルの「YDS-150」で採用したアコースティックサクソフォンと同じキイ配列と独自開発の「ベル一体型アコースティック音響システム」を継承しており、滑らかな操作性はそのままに、アコースティックサクソフォン特有の響きや振動を身体で感じながら演奏を楽しむことが可能。ベルの仕様を「プラスチック製ベル」に変更したことで扱いやすくなった。
2.管楽器未経験者でも思うままの表現を楽しめる演奏体験
『YDS-120』はリコーダーと同じ吹き口を採用しているので、管楽器未経験者でも簡単に音を出すことができる。ブレスセンサーが吹き込む息の強さ(圧力)を検出し、自由自在に音の大きさや音色を変えることができるのはもちろん、日本を代表するサクソフォン奏者がサンプリングした本格的なサックスサウンドで演奏可能。さらにサクソフォン系の56音色に加え、シンセサイザー系の音色も合わせて全73音色を搭載している。
3.時間や場所を気にすることなく思いのままに演奏が可能
デジタル技術により15段階で音量を調節でき、夜間でもリビングルームでも演奏を楽しむことができる。またヘッドホン、イヤホンを接続すれば、外に音を漏らすことなく演奏することができ、周囲を気にすることなく自分の演奏に没入することができる。
「ベル一体型アコースティック音響システム」とは、管楽器のアコースティック要素の魅力をそのままに、サクソフォンのデジタル化を実現した新開発のベル一体型音響システム。スピーカーユニット、ボディ、音響管、プラスチック製ベル(「YDS-150」ではイエローブラス製ベル)で構成されるこのシステムは、マウスピースから吹き込んだ息をブレスセンサーが検出、デジタル音源システムがスピーカーを駆動し、音と振動がベルにまで伝わる。それにより楽器全体が振動し、その振動がマウスピースから口元に、押さえたキイから指先にフィードバックされることで、デジタルでありながらアコースティックサクソフォンを演奏しているような吹奏感と響き、そして楽器との一体感を得ながら音楽を奏でることができる。
▲LED画面(左)と音色・音量ボタン(右)
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