生活の設計、まどろみソング「昼に起きれば」配信
生活の設計が4月リリースの1stアルバム『季節のつかまえ方』から、「昼に起きれば」の先行配信を開始した。
◆「むかしの魔法」MV
「昼に起きれば」は、リラックスした演奏にゆったりとした寝起きの様子が歌われる1曲。はっぴいえんどや細野晴臣のサウンドを参照にして、「この大変な世の中をゆっくりやっていきましょう」というメッセージが込められている。
4月リリースの1stアルバム『季節のつかまえ方』は、“街と季節”をコンセプトに制作。レコーディング中に「今の自分たちにもっと相応しいバンド名にしたい」と思い至り、装いも新たにした。アルバムにはシュガー・ベイブ、細野晴臣、サニーデイ・サービス、カーネーション、Lampなどから影響を受けた、“ニュー喫茶ロック” と言える全9曲を収録する。
キーボードに壷阪健登(soraya)、バイオリンに奈良原裕子、フルートには佐々木雄大(シュガーダンス)など、ポップスの枠にとどまらずジャズやクラシックのフィールドから多彩なゲスト・ミュージシャンを迎え、楽曲に深みを加えている。レコーディング、ミックスは、ペトロールズ、never young beach、ゆうらん船、betcover!!、DYGLなどを手掛けるhmc studioの池田洋が担当した。
さらに、1月に配信リリースされた初音源「最近どうなの」に続き、2月に先行配信された「むかしの魔法」のミュージックビデオも公開された。「むかしの魔法」は、音楽家でDJの小西康陽も同曲を“いま7インチのアナログで欲しい曲の第1位”と評した楽曲だ。
また、5月13日には今作のレコーディングを行った「hmc studio」にて人数限定のスタジオライブを行うことも決定。<『季節のつかまえ方』〜解体編〜>と銘打たれた本イベントは、アコースティック編成でのワンマンライブとなっており、アルバムの世界観に浸れる特別な一夜になりそうだ。
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■大和田俊之(ポピュラー音楽研究)アルバム推薦コメント
元ゼミ生の辻本秀太郎さんから久しぶりにメールが届いた。新しいアルバムが完成したので聴いてください、あとバンド名が変わりました、という内容だった。辻本さんが学生時代からバンドをやっていて、すでにアルバムをリリースしていることは知っていた。早速、新作を聴いてみて、サウンドの変化、というか成長に驚いた。音の組み立て方に緻密さと繊細さが感じられるし、その上で「歌」のエモーションを際立たせている。
新たなバンド名は戦前ハリウッド映画の名作に由来するが(原題は「Design for Living」)、この作品の監督エルンスト・ルビッチの作風と同じように、洒脱でエレガント、しかしひとつひとつの楽曲はポップス/フォーク/ロックの方法論によって綿密に設計=デザインされている。
生活の設計『季節のつかまえ方』、傑作だと思います。
1stアルバム『季節のつかまえ方』
https://lnk.to/kisetsu_no_tsukamaekata
1. 季節のつかまえ方
2. 昼に起きれば
3. ありふれた銀河
4. 雨の匂いはメッセージ
5. 永夜想街
6. 最近どうなの
7. 春にして君を離れ
8. 海辺のできごと
9. むかしの魔法
ライブ情報
4月17日(月)下北沢THREE
<開花-KAIHO->
共演:Shanghai Shy Orchestra / Cutty Scooner / Ayumi Nakamura
open 19:00 / start 19:30
2,000円+1d
5月13日(土)hmc studio(世田谷区梅丘1-15-14 本通りビルB1F)
アコースティック編成 ワンマンライブ<『季節のつかまえ方』〜解体編〜>
open 18:30 / start 19:00
3,000円+1d
チケット予約:https://forms.gle/rNWqtWan7HV2hKXN6