きゃない、活動再開後初の弾き語りツアー初日に新曲「愛の言葉」配信リリースを発表

きゃないが2月21日、Shibuya WWW Xにて活動再開後の初ツアー＜きゃない 弾き語りツアー2023 “セカンドブルー”＞の初日公演を開催した。同公演のオフィシャルレポートをお届けしたい。

◆きゃない 画像

自身初の弾き語り東阪ツアーはチケット即完売。プレミアムチケットをゲットしたオーディエンスで溢れかえるフロアに、「やろか！」というきゃないの声が響き、ライブへ突入。前半は新曲「でこぼこ」を含む4曲が披露された。


「今日は弾き語りなので、バンドに左右されず、好き勝手にやらせてもらいます」──きゃない

シンガーソングライターになって初めて書いた曲だという「イヌ」をはじめ、配信リリースされている「花火」「コインランドリー」といった人気曲が弾き語りによって演奏される。また、ライブ後半からはスマフォでの撮影も許可されるなど、マスク着用での歓声が許された同公演はますます自由な雰囲気に。そして終盤には、代表曲「バニラ」を熱唱。ラストのサビでは「歌える？」というきゃないの一声で、フロアに大合唱が広がり、会場全体が改めて声出し解禁ライブの喜びを噛み締めた。


「いつの間にか事務所に所属することがゴールになってしまっていた」という自身を戒めるMCとともに、路上ライブ時代からの人気曲「僕はヒーローになれない」を熱く歌い上げ、ライブは大団円を迎えた。

そしてライブ終了後の2月22日0時よりリリースされたのが、7作目の配信シングル「愛の言葉」だ。これは高校生時代のきゃないが生まれて初めて作った楽曲だとのこと。イントロのギターフレーズと、温かで爽やかなメロディーは、2022年のチャートを賑わせた4thデジタルシングル「バニラ」を彷彿とさせる。


きゃないは4月からフルバンドによるワンマンツアー＜きゃない LIVE TOUR 2023“さいかい”？＞を開催、自身初の愛知公演を含む全国3ヶ所をまわる予定だ。