サム・スミス、ブリット・アワーズで話題となったスーツは5日前に依頼

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土曜日(2月11日)開催された英国の音楽賞<ブリット・アワーズ2023>のレッド・カーペットでサム・スミスが着ていた膨らんだスーツが話題となったが、デザイナーのHarriがこれを制作するよう依頼されたのはたった5日前だったという。

◆サム・スミス画像

Harriは、「ブリッツ(ブリット・アワーズ)のためにカスタム・メイドで何か創れないかって、連絡を貰ったのは月曜日だった」と、BBCに明かした。「十分な時間がなく、ちょっと怖くなった。ハンドメイドだから、通常4~5週間かかるんだ。ロジスティックなんかについて考えるのに1日を要し、水曜日に、やれそうだと伝えたんだ。完成したのは、レッド・カーペットの1時間前だった!」

スーツは、70年代に山本寛斎が手掛けたデヴィッド・ボウイのステージ衣装“トーキョーポップ(KABUKI)”を彷彿させるとの声が上がったが、Harriがインスピレーションを得たのは、彼の愛犬だったそう。

Harriはまた、奇抜なデザインであったがゆえ、ネガティブな反応もあったが気にならないと話している。「気にしていない。卒業のときのコレクションでも同じようなリアクションだったから、慣れてる。僕は、人々を考えさせたり、議論させるようなものを創ることに情熱を抱いている」





サム・スミスは<ブリット・アワーズ2023>で最優秀ポップ/R&Bアクトと、キム・ペトラスとコラボした「Unholy」でソング・オブ・ザ・イヤーの候補に挙がっていた。残念ながら受賞は逃したが、授賞式でペトラスと共に同曲をパフォーマンスした。

Ako Suzuki

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