ビリー・ジョエル、ウォーレン・ジヴォンの「ロックの殿堂」候補入りを手紙で後押し

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ビリー・ジョエルは、ウォーレン・ジヴォンをロックの殿堂入りさせたく、Rock & Roll Hall of Fame Foundationへ手紙を送ったそうだ。ジヴォンは1994年に殿堂入りの資格を得ていたが、候補に挙がるのは今年が初めてだった。

70年代後半にジヴォンのパフォーマンスを観てノックアウトされたというジョエルは、『Los Angeles Times』にこう語っている。「ウォーレン・ジヴォンの殿堂入りを支持していると、自分の意見を伝えたかったんだ。相応しい人がいるとしたら、それは彼だ。彼は真のオリジナルだったのに、十分に評価されているのか、わからない」

「彼(の演奏)を観た瞬間、僕はノックアウトされたよ。僕が持ったことのなかったクレイジーなブラザーのようだった。彼は恐れを知らず、それが僕の心に残った。彼が、彼に相応しいだけの注目を浴びていたとは思えない」

ジヴォンは2003年9月7日、肺がんにより56歳でこの世を去った。

2023年度のロックの殿堂は、ウォーレン・ジヴォン、ケイト・ブッシュ、シェリル・クロウ、ミッシー・エリオット、アイアン・メイデン、ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダー、シンディ・ローパー、ジョージ・マイケル、ウィリー・ネルソン、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、サウンドガーデン、ザ・スピナーズ、ア・トライブ・コールド・クエスト、ザ・ホワイト・ストライプスの14アクトが候補に挙がっている。

ビリー・ジョエルは1999年に殿堂入りした。





Ako Suzuki

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