【俺の楽器・私の愛機】1210「ブロンドの麗人。」
【Fender Custom Shop Team Built Custom 1961 Precision Bass N.O.S.】(埼玉県 Iga 54歳)
当初は5弦ベースの購入を考えていたのですが、昨今の時勢にて行き付けの楽器店では希望の製品がいつ入荷するのか全く見通しが立たないとのこと。さりとて現状手持ちのベースがメインのプレシジョンベース(投稿No.411)1本のみというのは些か心許無いので、以前から目を付けていた本器を新たに迎え入れることにしました。
カラーはオリンピックホワイトでは無くブロンドなので、ボディー材もアルダーでは無くアッシュです。うっすらと透けて見える杢目の美しさは、やはりブロンドならではの魅力ですね。重量も4kg丁度くらいと比較的軽めなので、多分スワンプアッシュなのかな?と。
ネックはC/S製品らしく通直な杢目のクォーターソーン・メイプルです。一長一短であることは理解していますが、個人的に柾目材のネックは好きですね。指板はインディアンローズウッドかな?・・・こちらも通直な杢目の良材が使われています。
あと特別な仕様としては、通常モデルよりも極薄なラッカー塗装であることと、P.U.にはピノ・パラディーノモデルと同じ物が使われているとのことでした。
最近日本に入って来るC/S製品はレリック仕様が圧倒的に多い中で、新品然としたN.O.S.仕上げは反って新鮮な印象ですね。先日バンドデビューさせましたが、ウチのバンドサウンドにもぴったりとフィットして今後が非常に楽しみです。眺めて酒の肴にするも良し、弾いて悦に浸るも良しと、大いに所有欲を満たしてくれる正に新たな『相棒』ですね。
◆ ◆ ◆
この端正な面持ちは、家柄がそのまま現されているというか、生まれながらのサラブレッド感が強烈に漂いますね。モデル名を見るにチームビルド。なるほど、だよねー。感服。前回の投稿のプレベもジェイソン・スミス作のマスタービルドでしたが、私はチームビルドも非常に高く評価してます。もう20年以上も前のことですけど、良くも悪くも一個性が強く出るマスタービルドに対し、マスターグレードはいつも素晴らしい完成度で、考えうるフェンダーギターの最高品質を常に誇っていました。そんな中、チームビルドは価格的には抑えられながらも、それに勝るとも劣らないクオリティを保っていたんですよね。すげえなどうして?と素朴な疑問だったのですが、文字通りチームが組まれ各生産ラインの中で最も得意な連中がその工程を担うらしく、要するに適材適所が効率よく機能していた証というわけです。(JMN統括編集長 烏丸)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
※最大5枚まで
●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7
「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」
※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。
引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。
◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ
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