【インタビュー第二弾】渋谷すばる、音楽家としての自身を語る「映像と音はセットだなって思う」

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■みんなをとにかく笑顔にしたい
■また来たいと思ってもらえるライヴを

──具体的にはどんな風に変化していきそうですか? 「Stir」みたいな曲も増えそうです?

渋谷:うん。もっと踊れる曲も作りたいと思っているし、もっと激しい曲も多くなりそう。でも、逆にピアノ一本だけで聴かせる曲も歌いたいなって思っていたりもするし。

──昨年のツアーでは各パート(ギター、ベース、ドラム、鍵盤)、それぞれとのセッションもありましたよね。

渋谷:そう。そこもすごくいい刺激になったんです。バンドでもこんな魅せ方も出来るんだなって。本当に前回のツアーを経験したことで、いろんな発想が広がっていってるんです。いろいろ遊べそうだなって思ったんですよね。ただただ届けるだけじゃなくて、みんなと楽しめる空間にしたいなって。

──ライヴがすごく変化していきそうですね。

渋谷:ですね。自分もすごく楽しみなんです。


──すごく良いことですね。今後の活動においても少し具体的にお話を訊かせてもらいたいのですが。

渋谷:まず、4月にファンクラブライヴがあるんですけど、そこでは通常ライヴより、もっとコアに楽しませたいなって思って企んでいることもあるんです。これからは、もっと通常ライヴと住み分けしていけたらいいなと思っていて。通常のツアーではやらないことをやっていこうかなと。きっと喜んでもらえるんじゃないかなと思ってるんですよね。

──通常ツアーでのライヴと<babu会 vol.2>(2023年4月16日(日)@東京・Zepp Hanedaからスタートする<『babu会 vol.2』ファンクラブライヴツアー>)は、全く違った内容になるということですか?

渋谷:そうですね。通常ライヴは、ファンクラブのみなさんも楽しめることはもちろんなんですが、純粋にロックンロールが好きだったり、音楽が好きだったりする人達とも共有出来る音楽を楽しみつつ、バンドサウンドでありのままの“渋谷すばる”を楽しんでもらえるライヴにしたいと思っています。<babu会 vol.2>も、音楽を楽しんでもらいたいというのは同じではあるんですけど、通常ライヴよりももっとレクリエーション要素をふんだんに詰め込んだ、遊びにくる感覚のライヴにしていきたいと思っているんですよね。ずっと渋谷すばるを応援してくれてるみんなを、とにかく笑顔にしたいし、“楽しかった〜。また来たいな”って思ってもらえるようなライヴを作っていきたいんです。今回の<babu会 vol.2>も、そう思ってもらえるように、いろいろと企んでいるので、ぜひ遊びに来てもらえたら嬉しいです。

──渋谷さんの中で今、タイアップも含め、“楽しませたい”っていう気持ちがとても大きくなっているのを感じますね。

渋谷:本当にそうですね。いろいろやりたいなって思ってます。絶対に楽しいと思う! 今、本当に自分が楽しめていろいろと向き合えているので、いろいろとみんなと一緒に作っていきたいんです。今回、この一連のインタビューの最後に、映画『ひみつのなっちゃん。』がくれた出逢いの一つでもある田中監督、滝藤賢一さんに続いて、ドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダさんと対談をさせていただいたんです。そこでも本当に素敵なお話が出来たんですよ。なんていうか、自分が今までに触れたことがなかった感覚というか。田中監督も滝藤さんも、お話しさせていただいた後、じわっと自分の中にいろいろと染み込む感じの感覚があったんですけど、ドリアンさんとの対談も、なんか言葉に出来ないすごく大切な気持ちをもらえた感じがしたんです。そんな時間も、みんなと共有出来たら嬉しいなと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてもらえたらと思います。

取材・文◎武市尚子
撮影◎西村彩子
ヘアメイク◎矢内浩美

■楽曲「ないしょダンス」

2023年1月11日(水)配信リリース
※映画『ひみつのなっちゃん。』主題歌





▲4ヶ月連続配信リリース第1弾「7月5日」


▲4ヶ月連続配信リリース第2弾「ぼーにんげん」


▲4ヶ月連続配信リリース第3弾「これ」


▲4ヶ月連続配信リリース第4弾「Stir」

■映画『ひみつのなっちゃん。』

▼公開日
2023年1月13日(金)より新宿ピカデリー他にて全国公開
2023年1月6日(金)愛知・岐阜にて先行公開
▼出演
滝藤賢一、渡部秀、前野朋哉、カンニング竹山、豊本明長、本多力、岩永洋昭、永田薫、市ノ瀬アオ、アンジェリカ、生稲晃子、菅原大吉、本田博太郎、松原智恵子
脚本・監督:田中和次朗
製作:東映ビデオ 丸壱動画 TOKYO MX 岐阜新聞映画部
ロケ協力:岐阜県郡上市
ドラァグクイーン監修:エスムラルダ
主題歌:「ないしょダンス」渋谷すばる
配給:ラビットハウス 丸壱動画
(c)2023「ひみつのなっちゃん。」製作委員会



▼ストーリー
 これは3人のドラァグクイーンの物語。俳優の滝藤賢一が映画初主演を務める『ひみつのなっちゃん。』(2023年1月13日全国公開。岐阜・名古屋は6日から上映)。
 “オネエ”仲間である“なっちゃん”の突然の死をキッカケに、バージン(滝藤賢一)、モリリン(渡部秀)、ズブ子(前野朋哉)の3人のドラァグクイーンが、お葬式に参列する為に、なっちゃんの地元である岐阜県郡上八幡へと向かうことに。“オネエ”であることを知らないなっちゃんの家族の為に、なっちゃんの秘密を守り抜こうと“普通のおじさん”になりきる3人が繰り広げるハートフルヒューマンコメディ。
 3人のドラァグクイーン(滝藤賢一、渡部秀、前野朋哉)達は、“普通のおじさん”として無事に葬式に参列することが出来るのか !?
 本作が映画デビューとなる田中和次朗が自らのオリジナルの脚本で監督を務めた期待作となっている。



▲(c)2023「ひみつのなっちゃん。」製作委員会

■渋谷すばるオフィシャルファンクラブイベント「babu会 vol.2」

2023年
4月16日(日) 東京・Zepp Haneda
4月22日(土) 北海道・Zepp Sapporo
4月30日(日) 愛知・Zepp Nagoya
5月04日(木/祝) 福岡・Zepp Fukuoka
5月06日(土) 大阪・Zepp Namba



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