いきものがかり、新曲「STAR」が映画『銀河鉄道の父』主題歌に
いきものがかりの新曲「STAR」が、5月5日に公開される映画『銀河鉄道の父』の主題歌に決定した。
◆特報映像、画像
役所広司が主演する『銀河鉄道の父』は、門井慶喜の同名小説を映画化した作品。宮沢賢治の父・政次郎と一家の姿を通じて“究極の家族愛”を描く。
主題歌に採用されるいきものがかりの「STAR」は、この作品のために制作されたという書き下ろしの新曲だ。いきものがかりが映画の主題歌を担当するのは新体制になってから初めて。この発表と同時に、楽曲の一部が聴ける特報映像も公開された。
吉岡聖恵と水野良樹は次のようにコメントしている。
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■吉岡聖恵 コメント
映画『銀河鉄道の父』というこの作品がとてもあたたかみのある作品だと思いました。賢治の妹、トシへの深い愛情、そして、その中で新しい作品が生まれていくこと、それがとても印象的でした。そして、賢治をまるごと包み込む父、政次郎の深い愛情を感じました。たくさんあたたかさを感じる作品で、拝見してたくさん涙しました。私としては出産が近づく中での歌唱だったので、この曲に親子の関係をおもいながら、あたたかな気持ちで歌わせて頂きました。語るように歌いながら、一方であたたかく深い気持ちが爆発するような歌でもあると思います。心の中に熱いものを持ちながら歌いました。作中にある賢治の父、政次郎と賢治の関係に思いを馳せながら、自分にとってとても貴重なタイミングでこの歌を歌わせていただいた事がとても素晴らしい体験となりました。母になった今、出来上がったこの曲を、うんうん、としみじみ聞いてしまいます。自身の心境にリンクする曲にもなりました。
■水野良樹 コメント
(映画を観て)やっぱり息子の顔が浮かんで、しょうがなかったですね笑。こんなことを言ったら怒られると思うのですが「俺も政次郎だよ!」と心のなかで叫びたいくらいで。そして、やはり各シーンでときに静かに、ときに激しく、生と死のあわいに身を寄せる相手に、言葉を送ろうとする登場人物たちがとても愛おしかったし、心打たれました。他人からみたら、大袈裟で、滑稽にみえるほど、相手を一生懸命に肯定するという瞬間が、人と人とのつながりのなかでは、ごくまれに生まれることがあると思います。誰かが誰かを肯定することを、優しく包み込めるような楽曲にできればいいなと思ってつくりました。いきものがかりというグループにとっても、このタイミングで親と子を描く作品に関わらせていただけることに、勝手ながら、なにか運命めいたものを感じました。
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『銀河鉄道の父』
監督:成島出
原作 門井慶喜「銀河鉄道の父」(講談社文庫)
脚本 坂口理子 音楽 海田庄吾
主題歌:いきものがかり「STAR」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
製作:木下グループ 制作プロダクション:キノフィルムズ / ツインズジャパン 配給:キノフィルムズ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会 (C)2022「銀河鉄道の父」製作委員会
Twitter:@Ginga_Movie2023 公式サイト:ginga-movie.com
5月5日(金)より全国公開
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