全米アルバム・チャート、シザの『SOS』が5週連続で1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、シザが12月上旬にリリースしたセカンド・アルバム『SOS』が連続5週目となる1位に輝いた。2017年にリリースしたファースト『Ctrl』はトリプル・プラチナに認定される高セールスを上げたが、チャートにおける最高位は3位だった。『SOS』はシザにとって初の全米No.1アルバムとなったのみならず、女性アーティストによるR&Bアルバムで初週からこれだけ長く連続1位を獲得するのは、ジャネット・ジャクソンの『janet.』(1993年 6週間)以来、約30年ぶりという快挙を遂げている。
◆シザ画像
今週のアルバム・チャートはまだ動きが小さく、6位までが先週と変わらず、テイラー・スウィフトの『Midnights』が2位、メトロ・ブーミンの『HEROES & VILLAINS』が3位、ドレイクと21サヴェージの『Her Loss』が4位、バッド・バニーの『Un Verano Sin Ti』が5位、モーガン・ウォレンの『Dangerous: The Double Album』が6位をキープした。
新たにトップ10入りしたのは1作のみで、ラッパー、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインの5枚目のスタジオ・アルバム『I Rest My Case』が9位に初登場している。ミックステープも含め、彼にとって13作目の全米トップ10ヒットとなった。そのうち、スタジオ・アルバム2作『Top』(2020年)、『Sincerely, Kentrell』(2021年)とミックステープ2作『AI YoungBoy 2』(2019年)、『38 Baby 2』(2020年)が1位を獲得している。
Ako Suzuki
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