【インタビュー】WATWING、2023年さらなる飛躍を誓う「このシングルでスタートダッシュを切りたい」

■ 全47都道府県を回るライブツアーをしたいです

──カップリングの「Waves」はハイテンションなパーティーチューンです。レコーディングではどうやって気持ちを高めましたか？

八村：僕は、歌いながらテンションを徐々に高めていくタイプなので「いきなり上げるのは難しいな」と思っていたんです。でも秘策があって、ディレクターさんがレコーディングのときにエナドリを持ってきてくれて。歌詞に「エナドリ」って出てくるし、それを飲みながら歌う感じでいいよと言ってくれました。「ストイックに歌うんじゃなくて、はじけてラフに歌っていいんだな」と解釈して、テンションも上がったのでサングラスしながら歌いました（笑）。

桑山：プロデューサーさんから「メッセージ性や意味を持たせなくていい。その時のノリ、ヴァイヴスで歌ってみて」というアドバイスをいただいて、僕もはじけて歌うことができました。苦戦したのが、＜Last spurt まだ終わんねえ＞から英単語が続くところです。最初はもたついたりしたんですが、メンバーが見守ってくれて、「今のめちゃよかった！」って励ましてくれたので乗り越えられました。

古幡：メンバーもディレクションに参加した感じだったよね。

鈴木：うん。あとは、予定になかったんですが急遽ガヤをいっぱい入れようということになりました。スタジオに3人くらい入って、「こんなの入れたら面白そうだね」ってその場のヴァイヴスで決めて入れていきました。いろんな音が重なっていて面白い仕上がりだと思います。

──このシングルを皮切りに、2023年はどんな年にしたいですか？

八村：2022年のWATWINGは、めちゃくちゃ蓄えた1年だったと思います。僕らをまだ知らない皆さんに届くようにと、SNSで配信をはじめたりもしました。まだまだではありますが、年末になるころには少しずつ届いている感覚も持てるようになりました。2022年が羽を温めた年だとしたら、2023年はその羽を広げて高く飛びたいです。最初の高い壁となる年初のZepp TOURを自分たちの羽で飛び越えて、それをスタートラインにして、このシングルで弾みをつけていいスタートダッシュを切りたいです。

──楽しみです。ちなみに2023年、個人的にチャレンジしたいことはありますか？

古幡：メンバー自身で作った曲をリリースしたいですね。コラボ企画などで学んできたことを、音や言葉に替えて曲を作りたいです。

髙橋：僕も同じで、みんなで曲を作りたいです。

桑山：僕は…ひとり暮らしをしてみたいです。

他のメンバー：（ざわつく）

八村：隆太には難しいんじゃないかな…。

鈴木：そうだね。薦めないな、僕も…。

桑山：なんでですか～（落胆）。あとは、車の免許を取りたいと思ってます。

八村：それいいね！　僕らも乗せてよ。

福澤：僕も2023年はいろんな事をやってみたいですね。僕、手押し相撲が最強って言われているので、100人勝ち抜き企画をしてもっとたくさんの人に知ってもらいたいです。あとは、WATWINGで無人島1泊してみた、とかもやってみたいです。

鈴木：確かに全員でバラエティ番組に挑戦してみたい。

八村：僕は最近、踊りすぎているせいか身体、とくに下半身がパンパンなんですよ。朝起きると体がガチガチで起きられないくらいなので、筋膜リリースをやってみたいんですけど、痛そうでなかなか踏み出せなくて…。

鈴木：倫太郎はソロでも頑張っているから、心身をすごく使ってる証だよね。僕も足がパンパンになるくらいWATWINGでライブしたいです！　2023年は、全47都道府県を回るライブツアーができたらいいなと思っているんですよ。僕は宮城県出身なので、地元でライブできたらすごく嬉しいです。

八村：そうだね。2023年も、全力で皆さんにWATWINGの音楽を届けたいです！

取材・文：橘川有子
撮影：TOYO

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