故チャーリー・ワッツの妻が死去

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(C)Kevin Westenberg

2021年夏に他界したザ・ローリング・ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツの妻のシャーリー・アンさんが、12月16日に亡くなったという。

◆追悼メッセージ

家族は、彼女が短い闘病の末、彼らに囲まれる中で安らかに息を引き取ったとの声明を出した。84歳だった。

ザ・ローリング・ストーンズのロニー・ウッド(G)は、「サリー(ウッドの妻)と僕は、友人のシャーリー・ワッツが亡くなったと知り、とても悲しい。すごく寂しくなるが、あなたが最愛のチャーリーと再会していると、慰めを見出している。彼女たちの娘セラフィーナ、孫娘シャーロット、義理の息子バリーに心からお悔やみを」と、追悼の言葉を送っている。

美術大学の学生だったシャーリーさんは60年代初め、ザ・ローリング・ストーンズに加入する前で、グラフィック・デザイナーの仕事をしながらジャズ・バンドでプレイしていたワッツと出会い、ふたりは1964年に結婚。一人娘のセラフィーナさんが誕生した。

ワッツは2000年、英国の新聞『The Guardian』のインタビューで、シャーリーさんについて「彼女はとても面白くて、頭が良く、周囲がつられてしまう笑いの持ち主だったんだ。それに僕は彼女がいる世界、アートと彫刻の世界を愛していた。僕は、シャーリーに心から感服している」と話していた。



Ako Suzuki
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