ビリー・バーネット、ボブ・ディランが話しかけられたくないときに出す合図を明かす

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元フリートウッド・マックのメンバーで、ツアーやセッション・ミュージシャンとしても活躍するギタリストのビリー・バーネットが、ボブ・ディランのツアーに参加したときに知った、ディランが放っておいてほしいときに出す合図について明かした。

2003年に短期間、ディランのツアーに参加したというバーネットは、『Rolling Stone』誌のインタビューでこう話した。「彼がフードをかぶっているときは、彼には話しかけてはいけないことになってる。僕はある日、空港で飛行機に乗るため並んでいたときまで、それを知らなかった。僕が彼の肩を叩いたら、ドラマーから、“ダメ、ダメ。フードかぶっているとき、彼は誰とも話さない”って言われたんだ。教えてくれて、ありがとうだったよ」

また、ディランがステージ以外のところで目撃されることは滅多にないとの問いには、こう答えている。「彼は外に出て、毎日走ってたよ。ホテルでスウェット姿の彼を見たことがある。でも、彼は見つかり辛いね。空港では歩き回っているんだよ。ある日、彼がいなくなってしまったことがある。どこを探してもいないんだ。僕は小さな土産屋にいたんだけど、振り返ったら、そこに彼がいた。“やあ、ビリー”って。どうやってここにって思ったよ。彼は動き回ってる。奇妙なことに」

バーネットは1987~1995年にフリートウッド・マックに在籍し、『Behind The Mask』(1990年)、『Time』(1995年)の2枚のスタジオ・アルバムを制作。多くのソロ・アルバムもリリースしている。

Ako Suzuki
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