【対談】スターベンダーズ × HEESEY、「ハッピーでラッキーな出会いに感謝してます！」

■素敵な音楽に出会うためには
■まず自分から出掛けないと駄目

──今後、HEESEYさんがスターベンダーズの皆さんに日本のアザーサイドを教え、スターベンダーズがHEESEYさんにアメリカで新たな経験をもたらすようなことになれば理想的ですよね！

キミ：最高！ そうあってこそロックンロールだわ。

HEESEY：皆さんの地元はアトランタですよね？ 俺はまだ行ったことがないんだけど。

キミ：アトランタは森の中の街と呼ばれていて、大都市なんだけど緑が多くて、アウトドアな活動をするにもいいところだけど、アートや音楽もとてもさかんな街なんです。

HEESEY：森の中の街での野外コンサートとか、良さそうだなあ。

キミ：ただ、そこがバンドの拠点ではあるけれど、各々の出身地はバラバラで、私はアトランタと同じジョージア州の小さな街の出身だけれど、エミリーはそもそもパリ生まれで、テキサス州ヒューストンにずっと住んでいたし。


──出身地は違えど音楽的に共通するDNAを持つ4人がアトランタで合流することになったわけですね。さて、話は尽きないところですが、そろそろ会場の退出時刻も迫ってきました。次は11月28日、名古屋 SPADE BOXでの共演が実現することになるわけですが、名古屋でスターベンダーズを初めて観る人たちは、どんなライヴを期待していたらいいでしょうか？

クリス：うるさいギター！

アーロン：ビッグなベース！

エミリー：強烈なビート！

クリス：そして、ロックとロールの両方！

キミ：まさしく（笑）！


HEESEY：いやー、最高だな（笑）。今回のツアーで名古屋公演はその1本だけですよね？ そこで一緒にやれるというのは俺にとっても光栄なことだし、名古屋のファンをみんな集めてスターベンダーズに紹介したいくらいだし、この記事を読んで興味を持ってくれた人たちにも是非観に来て欲しい。音楽というのもやっぱり出会いだと思うんですよ。素敵な音楽に出会うためには、まず自分から出掛けないと駄目。だから是非ライヴハウスに来て欲しいし、そこでコネクトできたら最高だと思う。あと、今回は結果的に実現できなかったけども、次回の来日時には是非東京でも一緒にやりたいですね。

キミ：もちろん！ 私たちが望んでいるのも、まさにそれです。

HEESEY：よく知られたライヴハウスでやるのもいいけど、もっとダウンタウン寄りの会場とかでやるのも楽しいと思う。なにしろ浅草とかにも会場はあるわけで。

エミリー：私たちにもっと東京を教えて！ ツアーガイドみたいに（笑）。

HEESEY：よ～し、次回はもっとオールドスクールな東京を案内しよう（笑）。とにかく俺は、今回のハッピーでラッキーな出会いに感謝してます！

キミ：こちらこそ本当に光栄に思っています。まずは名古屋でのライヴを楽しみにしています！

取材・文◎増田勇一
撮影◎ハヤシマコ



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