3ステップ操作で作曲可能な自動作曲アプリ『Band-in-a-Box 30 for Windows』が発売
フロンティアファクトリーが、自動作曲アプリ『Band-in-a-Box 30 for Windows』ダウンロード版、バージョンアップ・ダウンロード版を11月18日より先行発売。パッケージ版を11月末に発売する。
「Band-in-a-Box」は、自動作曲・伴奏作成の定番アプリとして愛されるアプリケーション。好みの音楽スタイルを指定するだけで、メロディー、ピアノ、ストリングス、ギター、ベース、ドラムなど、各パートが作曲できる。
バージョン30では、これまでの基本トラック8、ユーティリティトラック16の全24トラックが同じ性能を持つようになり、より表情豊かな作曲環境を手にすることができるようになった。さらにオーディオコードウィザード機能やコードシート機能改善といった、より快適に作曲に集中できるような環境を提供。バリエーション豊かな制作を提案してくれる。
■Band-in-a-Box 30 for Windows 主な新機能
・全トラックは同等
全24トラック(8個の基本トラックと16個のユーティリティトラック)が同じ性能を持つようになった。これにより、どのトラックにでもリアルトラック、リアルドラム、MIDIスーパートラック、ループ等を生成したり、スタイルに24トラックを含めたり、オーディオトラックやユーティリティトラックだけでなくどのトラックでもオーディオデータで編集することができる。
・リアルトラックのMIDIデータを再生
本来、リアルトラックはオーディオデータが再生され、楽譜の表示のために生成されるMIDIデータは再生されなかった。しかし、新バージョンではリアルトラックでもHi-Q音色を使って、MIDIデータを再生できるようになった。ノーテーションウィンドウやピアノロールウィンドウでMIDIデータを編集することによってリアルトラックの演奏をカスタマイズすることができる。
・リアルトラックを部分的に生成
リアルトラックは旧バージョンではトラック全体にしか生成できなかったが、新バージョンでは特定範囲に生成できるようになった。最高20の候補を聴きながら双方的にトラックを作り上げることができる。
・マイクロコード (各拍に複数コード)
旧バージョンではコードは各拍に1個(各小節に4個)しか入力できなかったが、新バージョンでは各拍に4個(各小節に16個)まで入力できるように。各拍に入力された複数のコードをマイクロコードと呼び、これは特にスローなソングで便利な機能。オプションで、マイクロコードを特定トラックにだけ弾かせ、他のトラックは普通のコードを弾かせることもできる。
・オーディオ編集機能の拡張
ボリュームオートメーションモードが追加。このモードでは、オーディオデータに結節点を加えて、フェードやクレッシェンドしながらボリュームをコントロールすることができる。モード選択ボタンが直感的な3つのボタンに変わった。
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