ブライアン・ジョンソン、AC/DCとアクセル・ローズのパフォーマンス「見ることができなかった」
Photo: Josh Cheuse
AC/DCのブライアン・ジョンソンは、2016年、聴力の問題によりツアーを離脱せねばならなくなったとき絶望に近い気持ちを抱いたといい、彼の代わりにガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズを迎えて行われたAC/DCのライヴ・パフォーマンスを見ることができなかったという。
『Ultimate Classic Rock』によると、ジョンソンは最近出版した自伝『The Lives Of Brian』の中で、当時の心境についてこう綴っているそうだ。「しばらくの間、人々から落ち込んでいるかって訊かれていたが、落ち込むっていうのは回復可能だ。僕の聴力はそうじゃなかった。僕が感じていたのは鬱じゃない。絶望に近かった」
「彼(ローズ)は素晴らしかったと聞いている。でも、僕はどうしても見ることができなかった。とくに35年間もやっていると、他人が自分の家にいて、自分のお気に入りの椅子に腰かけているのに気づくような感じだった。でも、何の恨みもない。厳しい状況だった。アンガス(・ヤング)達は、彼らがやらねばならぬと思ったことをやっただけだ。とは言え、バンドが、僕がツアーを離脱し、僕の今後を祈っているとの声明を出した後は、リラックスしたり何かに集中することはできなかった」
ジョンソンは北米ツアー中だった2016年3月初めにドクター・ストップがかかり、AC/DCは3~4月の公演を延期後、5月にアクセル・ローズを迎えヨーロッパでツアーを再開した。
ジョンソンはバンドに復帰した2020年、『Ultimate Classic Rock』のインタビューで、ローズについて「彼はタフなタフなヴォーカリスト・ギグに飛び込んだんだ。絶好調でなくてはならず、休む間はあまりない。本当に、常に全力でかかっていかないと。あれほど急な話だったっていうのに、彼はそれを成し遂げた。素晴らしい。彼がしてくれたこと、僕はもの凄くリスペクトしている。多大なリスペクトだ」と話していた。
Ako Suzuki
AC/DCのブライアン・ジョンソンは、2016年、聴力の問題によりツアーを離脱せねばならなくなったとき絶望に近い気持ちを抱いたといい、彼の代わりにガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズを迎えて行われたAC/DCのライヴ・パフォーマンスを見ることができなかったという。
『Ultimate Classic Rock』によると、ジョンソンは最近出版した自伝『The Lives Of Brian』の中で、当時の心境についてこう綴っているそうだ。「しばらくの間、人々から落ち込んでいるかって訊かれていたが、落ち込むっていうのは回復可能だ。僕の聴力はそうじゃなかった。僕が感じていたのは鬱じゃない。絶望に近かった」
「彼(ローズ)は素晴らしかったと聞いている。でも、僕はどうしても見ることができなかった。とくに35年間もやっていると、他人が自分の家にいて、自分のお気に入りの椅子に腰かけているのに気づくような感じだった。でも、何の恨みもない。厳しい状況だった。アンガス(・ヤング)達は、彼らがやらねばならぬと思ったことをやっただけだ。とは言え、バンドが、僕がツアーを離脱し、僕の今後を祈っているとの声明を出した後は、リラックスしたり何かに集中することはできなかった」
ジョンソンは北米ツアー中だった2016年3月初めにドクター・ストップがかかり、AC/DCは3~4月の公演を延期後、5月にアクセル・ローズを迎えヨーロッパでツアーを再開した。
ジョンソンはバンドに復帰した2020年、『Ultimate Classic Rock』のインタビューで、ローズについて「彼はタフなタフなヴォーカリスト・ギグに飛び込んだんだ。絶好調でなくてはならず、休む間はあまりない。本当に、常に全力でかかっていかないと。あれほど急な話だったっていうのに、彼はそれを成し遂げた。素晴らしい。彼がしてくれたこと、僕はもの凄くリスペクトしている。多大なリスペクトだ」と話していた。
Ako Suzuki