ブライアン・ジョンソンが選んだ“僕の人生のサウンドトラック”10曲

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Photo: Josh Cheuse

AC/DCのフロントマン、ブライアン・ジョンソンが英国BBCラジオ2の番組にゲスト出演し、彼の“人生におけるサウンドトラック”10曲を明かした。ブラック・サバスの「Paranoid」、レッド・ツェッペリンの「Rock And Roll」をはじめ、リトル・リチャード、エルヴィス・プレスリー、ロイ・オービソンらの楽曲に思い入れがあるという。

リトル・リチャードの「Tutti Frutti」に関しては、こんな逸話を明かしている。「家にいたときだ。50年代で、僕は歯医者に行ったところで、学校を休んでた。テレビには1チャンネルしかなかった時代だ。わかるだろ、BBC(英国の公共放送)だ。白黒だったな。昼食の時間で、ニュース(番組)が終わり、農業の番組が始まるところだった。でも、5分間の空き時間があったんだ。そしたら、この素晴らしい声が流れた。“今日初めて、アメリカから来たこの若者が、彼の新しいポップ・シングル「Tutti Frutti」を歌います”って。カッコいいオールバックの黒髪に美しいジャケット、細いネクタイをつけた男性がいた。口を開けた途端、“A wop bop a loo bop”って……。これだって感じだったよ。僕はやられた。多分、僕が聴いてきた最も重要な曲の一つだと思う。素晴らしかった」

ジョンソンが挙げた「Tracks Of My Years(僕の人生の曲)」10曲は以下のとおり。

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リトル・リチャード「Tutti Frutti」
ステッペンウルフ「Born To Be Wild」
ブラック・サバス「Paranoid」
ザ・ローリング・ストーンズ「Jumpin' Jack Flash」
レッド・ツェッペリン「Rock And Roll」
エルヴィス・プレスリー「Jailhouse Rock」
ジョー・ウォルシュ「Rocky Mountain Way」
ダイアー・ストレイツ「Sultans Of Swing」
ロイ・オービソン「In Dreams」
アイク&ティナ・ターナー「Nutbush City Limits」



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Ako Suzuki
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