キング・ダイアモンド、メタリカがカヴァーした曲の印税でスポーツカーを購入
マーシフル・フェイトのフロントマン、キング・ダイアモンドは、メタリカが彼らの楽曲をカヴァーしたことで手にした印税でスポーツカーを購入したそうだ。メタリカは1998年にリリースしたカヴァー・アルバム『Garage Inc.』にキング・ダイアモンドとハンク・シャーマン(G)が作った曲「Satan’s Fall」「Curse Of The Pharaohs」「A Corpse Without Soul」等を11分以上のメドレーにして収録していた。
◆関連画像
キング・ダイアモンドは『LET THERE BE TALK』のインタビューで次のように語っている。「あれがリリースされたとき、ああ、ナイスだったな。俺は当時、そこ(印税)から(シボレー・)コルベットを買った。黒いやつだ。(『Garage Inc.』が)なければ、買えなかったものだ。Trans Amを持ってたんだが、それを売ってコルベットを手に入れた。それが、あのカヴァーの最初のインパクトだった」
だからと言って、自分達はそれに頼っているわけではないと続けた。「彼らが特別なことをすれば、何らかの効力がある。でも、俺はそれに寄生しているわけじゃない。俺はヴォルビートと共作し、その曲(「Room 24」)はグラミーの候補になった」
最近、ダイアモンド・ヘッドのブライアン・タトラーも、メタリカが彼らの楽曲をカヴァーしたことで恩恵を受けたと、「もし、メタリカがダイアモンド・ヘッドの曲をカヴァーしていなかったら……彼らが最初にカヴァーしたのは“Am I Evil?”で1984年だった。“Creeping Death”のB面に収録されたんだ。もしそれがなければ、僕はどこか別の場所で職探ししていたかもしれない。彼らのファン・ベースへのあの紹介がなければ、ダイアモンド・ヘッドを続けるのはもっと大変だっただろう」と話していた。
『Garage Inc.』は世界中で大ヒットし、アメリカでは2000年に5xプラチナ・ディスク(500万枚セールス)に認定されている。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
メタリカのジェイムズ・ヘットフィールド「俳優業にのめり込んでいるわけではない」
ロバート・フリップ夫妻、「Enter Sandman」のライヴ映像公開
メタリカのジェイムズ・ヘットフィールド、誕生日に変声で「Enter Sandman」を歌う
メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドが出演する映画『The Thicket』の予告編公開
メタリカの『ブラック・アルバム』、Billboard 200に750週間チャート・イン
メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドが出演する映画『The Thicket』のファースト・ルック公開
メタリカ、ブライアン・タトラーとの共演映像を公開
ロブ・ハルフォードとジェイムズ・ヘットフィールド、そろってTURNSTILEのライヴを鑑賞
メタリカ、ダイアモンド・ヘッドのブライアン・タトラーと共演