【インタビュー】BOP、全力で前へ進む圧倒エネルギーの源「ラヴ・ユアセルフ」

■お客さんの熱量がものすごいです。俺らが食われそうなくらいの勢いですから。
■戦いみたいになっています（笑）。

──「ラヴ・ユアセルフ」はBOPの4人が活き活きとしながら活動している姿が伝わってくる曲ですから、ファンのみなさんは聴きながら嬉しい気持ちになっていると思います。

乙綺：「一生懸命頑張っている熱量がパフォーマンスで伝わるから応援しているのが嬉しいし、もっと応援したくなるんです」とおっしゃる方々もいて、それは俺らにとっても嬉しいんですよね。

──《Step up 道なき未知へ 覚悟を決めて》という歌詞のフレーズもありますが、チャレンジしながら前に進む姿が描かれていますよね。

心：はい。この気持ちがなかったら、今、こうしてBOPになることもなかったはずですから。


──夢や目標を持って行動すると、周りからいろいろなことを言われる場面もあると思いますが、「本当にやりたいならば、貫くべきだ」というのは自信を持って言えますよね？

真紗斗：ほんとその通りですね。やっぱりやりたいことがあるから諦めたくなかったんです。「自分が満足するまでやってみよう！」って飛び込んだのがBOPです。諦めなくて良かったなと、すごく思っています。

遥斗：俺は小さい頃にダンスを始めたんですけど、ずっと「それは趣味だ」って言われてきたんです。将来の事を考えた時、学校でダンスの勉強をすることしか考えていなかったです。でも、親は「現実を見て欲しい」と言って。そういうのを押し切ってダンスの学校に進んで、この道に辿り着くことができました。今は親も応援してくれているので、そういうことを経てきた俺の気持ちがのせられる「ラヴ・ユアセルフ」は説得力があると俺自身も感じています。

──心さんも、いろいろなことを乗り越えて今に至っていますよね？

心：はい。ほんとにいろいろなことがありました。自分のことをめちゃくちゃ弱いと思っていたんですけど、「ここまで来てたら強いな」って思って（笑）。まだまだなんですけど、「乗り越えた先に何かあるって知っているからこそ、今こうしてやれているんだろうな」って感じています。いろんな選択があり得たんですけど、一番やりたいことを貫き通してここまで来られていることがありがたいですし、諦めないことの大事さはすごく思っています。

──乙綺さんも、貫き続けてきましたよね？

乙綺：はい。貫いてきました。俺は「自分のやりたいことをやるのが一番」って親に言われながら育ってきたので、いろいろなことをやらせてもらって、今もそうなんです。俺が一番尊敬している矢沢永吉さんがライブ中に「どんなに周りに何か言われようと自分の信じることが一番の正解の道だから、夢への一番の近道は自分を信じること」っておっしゃっていました。その言葉を聞いて、「このBOPで活動していることが正解なんだな」って実感しました。もちろんいろんな困難はあるんですけど、この4人だからこそ乗り越えて行けると思っています。

──「ラヴ・ユアセルフ」は、ライブでどのような反応ですか？

心：お客さんの熱量がものすごいです。俺らが食われそうなくらいの勢いですから。戦いみたいになっています（笑）。

乙綺：すごく踊ってくださるので、どっちがパフォーマーなのかわからなくなります（笑）。

心：みなさん、動きやすいように軽装でライブに来てくださるようになっています。

▲流雅 真紗斗

──カップリング収録の「Neo space」も、ライブで盛り上がるでしょうね。

乙綺：「Neo space」はファンの人たちから、「これ、めっちゃ回したいんだよね」って言われたので、「やっていいよ」って言ったら、みんな自由にやり始めています。タオルを回している人もいれば、ペンライトや腕を回している人もいるんですよね。自分たちで楽しみ方を見つけてくれているのが嬉しいです。

真紗斗：ファンのみなさんとの一体感を作れる曲です。「ラヴ・ユアセルフ」や「サヴァイバー」は難しいダンスが多いんですけど、「Neo space」はみなさんと一緒になって盛り上がれる要素が満載ですね。

遥斗：自分たちでパフォーマンスをしていてもボルテージが上がります。

心：お客さんと一緒に踊れる曲ですから、コロナ前のライブのことも思い出します。今はお客さんに歌っていただくことはできないですけど、あの感じでライブができる状況に戻ったら「Neo space」はもっとすごくなっていくと思います。そういう空間をまた作れるようになる日が来るのが楽しみなので、歌い続けていきたいですね。

──通常盤に収録される「Revolution」も、ライブで盛り上がれるでしょうね。手拍子をしながら楽しめそうです。

真紗斗：おっしゃる通り、これもファンのみなさんと一体感を作れる曲になっていると思います。

乙綺：拳を突き上げる振り付けが入っているので、そこを一緒にやって欲しいです。

心：手拍子ってすごいですよ。ライブが始まる時のSEのお客さんの手拍子でも気持ちが伝わってきますから。

乙綺：「今日のライブをめっちゃ楽しみにしているんだろうな」っていう時は、クラップがめっちゃ速いです（笑）。

──ライブの盛り上がり方や雰囲気は、地域によっても個性があるというお話をよく聞きます。

遥斗：まだBOPでツアーをやったことがないので、そういうのを感じるのも楽しみです。

心：BOPの輪を、どんどん広げていきたいですね。

真紗斗：この記事を読んで初めて俺たちのことを知ったみなさんにも、ぜひライブに来て欲しいです。

心：男女関係なく愛されるグループになっていきたいですから。

乙綺：夢を語り始めると朝まで続きそうですね（笑）。

▲彩浪 遥斗

──（笑）。BOPが夢を叶えていく姿は、お客さんにとっても大きな勇気になっていくと思います。

遥斗：そう感じていただけると嬉しいです。俺たちもいろんな夢を持っていますけど、そういうものをみなさんにも抱いていただける存在になっていきたいです。いつも応援してくださるみなさんはもちろん、これからBOPと出会うみなさんとも一緒に熱い人生を歩んで行きたいです。イベントやライブとかでBOPに会いに来ていただけたら、必ず何かを感じていただけると思います。

真紗斗：「まずは観に来てください！」という気持ちは、すごく強いです。いろいろな事情で観に来られない方々もいらっしゃると思うので、そういうみなさんには曲をどんどん聴いていただいて、MVも観ていただきたいです。BOPを俺たちと一緒に盛り上げてくださったら嬉しいですね。「この人がいるから生きていける」っていう存在になりたくて、俺はこの世界に飛び込んだんです。だからそうなれるように、これからどんどん大きくなっていきたいです。

乙綺：この4人だったら、とんでもないことができると思っています。「BOPを応援していて良かったな」って感じてもらえるグループになっていけるように、新しい夢をどんどん叶えていきたいです。そして、チャレンジもたくさんしながら成長していきたいですね。「１分１秒たりともBOPから目を離したくない」って思っていただけて、いろいろな悩みを抱えている人の心の支えにもなれるように、もっと頑張っていきたいです。自分自身も後悔したくないですから。この活動に懸けています！

──BOPの今後の活動で大きいのは、近い予定ですとワンマンライブですね。

乙綺：はい。9月23日にワンマンライブがあるので、そこのチケットをソールドアウトさせるのは、今の俺たちの目の前にある目標ですね。さらに上を目指していきたいです。

心：BOPはまだ始まったばかりのグループですし、叶えていきたい夢が本当にたくさんあるんですけど、ファンのみなさんの夢も俺たちに託してもらえるようなグループになっていきたいです。俺たちは全力で頑張っていきますので目を離して欲しくないですし、「応援するなら今だよ」って言いたいくらい（笑）。みなさんに素敵な景色を見せていける自信があります。

取材・文◎田中大



◆ 「ラヴ・ユアセルフ」配信
◆BOP オフィシャルサイト