【インタビュー】Pipping Hot × BOP、同時発売ニューシングルで10番勝負「一緒に上に行くことができたら」

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男装ユニットPipping HotとBOPが2月15日にニューシングルを同時リリースする。Pipping Hotはwacci の橋口洋平が手がけたロックナンバー「Uncover」、BOPはMADKID のLINが手がけたダンサブルな「Resistance」を世に放つ。

◆撮り下ろし写真(全24枚)

そしてこの両グループは、同時リリースのシングルに寄せて、「圧倒的に熱くなれ! 更なる高みを目指す為!」というテーマを掲げた10番勝負も展開中だ。

これは新曲の再生回数、ライブ動員、体力テストなど、10項目でバトルを繰り広げるという企画で、勝者はファンとの祝勝会を開催することができる。風男塾 を含む3グループによる男装ユニット「dreamBoat」の仲間でもあるPipping HotとBOPは、お互いをリスペクトしつつも、熱いバトルに身を焦がす。今回BARKSでは、勝負が着々と進んでいる中、両グループに話を聞くことができた。

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■大好きだからこそ正々堂々と戦ってやる!

──対決企画をすることになったと聞いた時、どのように思いました?

海憧乙綺(BOP):お互いが相手のグループの良いところを吸収して成長できる機会になったらいいなあって思いました。今までdreamBoatの<#だんぱら_フェス>でしか一緒になることがなかったので、リリースイベントで一緒になるのは新しい気持ちにもなれます。楽しいですし、勉強させていただいています。

流雅真紗斗(BOP):話を聞いた時はびっくりしたんですけど、これを機にPipping HotとBOPが一緒に上に行くことができたらいいなあって思っています。切磋琢磨の機会ですよね。

彩浪遥斗(BOP):もともと仲がいいので、「対決してもこじれることはないな」と思っています(笑)。お互いに熱い想いは抱いているので、この期間に各々のグループについても、より考えることができると思います。

翔咲心(BOP):俺は最初、「対決か……」ってちょっと思っちゃったんです。Pipping Hotの楽曲やメンバーのことが大好きだったので。でも自分自身、負けず嫌いのところがあるので、「大好きだからこそ正々堂々と戦ってやる!」っていう気持ちに今はなっています。

▲有光陽稀

──Pipping Hotのみなさんは、いかがですか?

有光陽稀(Pipping Hot):最初は「大丈夫かな?」っていうのがありました。BOPの強みと良さについて知っているので。でも、今までも切磋琢磨してきた間柄ですし、今は「頑張るしかない!」という気持ちになっています。

八雲杏(Pipping Hot):対決の話を聞いた時、「何するのお⁉」ってなりました(笑)。10番勝負の詳細を知ってからも、自分たちのこととしてなかなか実感できなかったです。でも、いざ始まってみると熱くなりますし、楽しいです。企画が終了した時に、「楽しかったなあ」ってファンのみなさんにも思っていただけたらいいですね。

逢坂朔玖(Pipping Hot):片方のグループのことしか知らなかった人にもPipping HotとBOPのことを知っていただける機会になったらいいなあって思っています。最近、リリイベを一緒にやっているので、ライブを観ていただけるきっかけにもなっていますね。

碇たくみ(Pipping Hot):「どんな対決も負けたくない」っていう気持ちがありますけど、BOPのファンのみなさんにPipping Hotのことを知っていただける機会にもなっているんです。だから「やって良かったな」って思っています。

雫月 Lee(Pipping Hot):自分は今まで勝負事をあまり経験してきていなかったので、正直なところ少し戸惑いが最初の頃にありました。でも、この企画の目的はお客さんにも楽しんでいただける空間を作って、BOPとPipping Hotが上に行くことなんですよね。一緒にやっているリリイベはお客さんの笑顔であふれているので、「やってよかったな。楽しもう!」って思うようになりました。

▲雫月Lee

──相手のグループの魅力は、お互いによくご存じですよね?

海憧乙綺:はい。Pipping Hotのライブは、お客さんを巻き込む力が強いです。観ていると楽しくて、ノリたくなる力があります。メンバーそれぞれが歌詞に合わせて浮かべる表情が豊かで、意外な一面を毎回のライブで感じることもできるんです。MCも個々のキャラクターが強くて、初めて観るお客さんも「このメンバーはこういう人なんだ」ってわかりやすいと思います。

翔咲心:Pipping Hotは、メンバーそれぞれの歌声の個性がすごくあるんです。そして、全員が合わさった時に生まれる「Pipping Hotの歌声」というのも確立しているんですよね。そういうところが俺も好きです。

──Pipping Hotのファンですか?

翔咲心:はい(笑)。カラオケでも歌いますから。

▲逢坂朔玖

──ちなみに推しは(笑)?

翔咲心:箱推し……朔玖くん寄りの箱推しです!

逢坂朔玖:わ! ありがとうございます(笑)。

彩浪遥斗:俺の推しは誰だろう? 選べないくらいそれぞれの特性と個性があるんですよね。陽稀さんは歌と、ほんわかとした雰囲気のギャップ。杏はMCで発揮される個性。朔玖くんはクールな一面と、かわいらしい一面のギャップ。……碇は仲良過ぎて言いにくい(笑)。

碇たくみ:なに? 言ってよ!

翔咲心:いちゃいちゃすんなよ(笑)。

彩浪遥斗:碇は、ダンスがかっこいい。Leeさんは普段、太陽みたいな明るい人なんですけど、パフォーマンスになると急にかっこいい雰囲気になるんです。Pipping HotはパフォーマンスとMCのギャップがすごくて、そこも魅力です。俺もたまに「Pipping Hotに入りたい」とか思っちゃいますから(笑)。

雫月 Lee:おいで~。

翔咲心:じゃあ、Pipping Hotからも1人。

雫月 Lee:俺、BOP入ります!

彩浪遥斗:そういうのやめろ(笑)!

▲八雲杏

──(笑)。真紗斗さんから見たPipping Hotの魅力は?

流雅真紗斗:俺、Pipping HotのライブのMCで、毎回腹抱えて笑っているんです。いっくんの後ろで観ている時は、笑いながらいっくんの肩とかを叩きまくっていますからね。

海憧乙綺:叩かれています(笑)。BOPのメンバー全員、Pipping Hotが大好きなんですよ。今、お互いに2つのテーブルを挟んで向かい合っていますけど、大好きじゃなかったらテーブルがくっついていないはずです。

雫月 Lee:そこ(笑)?

翔咲心:まあ、Pipping HotがBOPのことをどう思っているかは、わからないですけど……。

──どう思っているんですか?

雫月 Lee:BOPはパフォーマンスもMCも、全員のまとまり感がすごいです。一体感があるのは、ステージ上だけじゃないんですよ。楽屋でも「今日はこうしよう」ってずっと話し合っていて、円陣もすごいんです。俺たちも円陣をやりますけど、レベルが違い過ぎて。そういう一体感は、見習いたいです。

海憧乙綺:Pipping Hotの円陣を初めて見た時、俺たちも「めっちゃ良くない?」ってなりました。「俺たちもBO~! P!ってやらない?」ってなりましたからね(笑)。

有光陽稀:BOPは一体感もそうだし、フォーメーションの動きにライブ感がすごくあるんですよね。自分たちはセンターがあるんですけど、BOPは4人だからセンターがないんです。センターがないからバランスが悪くなるのかと思いきや、逆にそれを活かしていて、迫力、遊び心、一体感がライブに全て詰め込まれています。観ているとテンションが上がりますし、やる気が出ます。

▲碇たくみ

──推しはいますか?

有光陽稀:箱押しです(笑)。でも、自分の母親はいっくん推しなんですよ。

海憧乙綺:ありがとうございます!

八雲杏:俺もBOPが大好きです。BOPの曲を街中で聴くと、堂々と歩きたくなるんですよ。音源もかっこいいですけど、ライブはさらにかっこいい。その時のライブならではの歌い方をすることもありますし、配信も楽しいんですよね。カメラを揺さぶって「観てるかあ?」って呼びかけてくるメンバーがいるので、「観てるよ!」って返しています(笑)。

有光陽稀:カメラの使い方が上手だよね!

八雲杏:そうなんです。いろんな点がすごくて、動物界で言えばライオン。「百獣の王BOP」みたいなんです。やる気にさせてくれるし、かっこいいし、「圧倒的」という文字が似合います。

流雅真紗斗:誰推しですか?

八雲杏:あっ……心さん(照)。

翔咲心:俺、知らなかった! 本当に嬉しい。これから贔屓する。

八雲杏:ありがとうございます!

翔咲心:杏くん寄りの箱推しになりました。

海憧乙綺:その変化、ものすごく軽率じゃないか(笑)。

逢坂朔玖:俺もBOP大好きですよ。どの曲もすごく印象に残って、聴くと自然と歌っちゃうんです。俺、全然踊れないんですけど、踊りたくなっちゃいます。

有光陽稀:よく楽屋で踊ってるよね?

逢坂朔玖:はい(笑)。BOPは、細かい振り付けも全員で合わせているんですよね。揃っていると同時にそれぞれの個性が出ていて、観ると感激します。本当に「圧倒的」という言葉がぴったりです。

碇たくみ:BOPは、パフォーマンス力がすごく高いです。圧倒されて、「うわあー! かっこいい!」って、思わず口を開けて観ちゃいます(笑)。すごく練習しているのがよくわかります。尊敬しています!

翔咲心・海憧乙綺・流雅真紗斗・彩浪遥斗:ありがとうございます!

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