マネスキン、熱狂の初来日公演「お前らみんなヤバイ」
マネスキンの初の来日公演が8月18日、東京・豊洲PITで開催された。以下、そのオフィシャルレポートをお届けする。
◆マネスキン画像
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非英語圏から突如出現し、世界中で瞬く間にブレイクというBTS以来の衝撃を果たした、イタリアのロック・バンド“マネスキン”。 8月20日、21日に3年ぶりに開催される、日本最大級音楽フェスティバル<サマーソニック>に出演するため初来日。そんな彼らが<サマーソニック>出演に先駆け、18日に豊洲PITにて初単独公演を開催した。
チケットはUSでもUKでもない洋楽新人では異例ともいえる、発売と同時に即日ソールドアウト。プラチナ化したチケットを幸運にも手に入れた2400人が会場に詰め掛けた。メンバーがステージに登場すると、満員のオーディエンスからマスク越しではあるが、大きな喝采が起こり、早くもヴォルテージが高まる。2021年のユーロヴィジョン・ソング・コンテスト優勝楽曲で彼らをブレイクに導いた「ジッティ・エ・ブオーニ」からライブはスタート。イタリア語楽曲であるにもかかわらず、広く浸透しているのが彼らの人気の高さを物語っている。
「マンマミーア」「ベギン」「スーパーモデル」など、代表曲が次々と繰り出され、熱狂も最高潮に。メンバー全員20代前半にもかかわらず、数多くのライブで培ってきたその確かな演奏スキルで、オーディエンスを圧倒していく。また時折、日本語も交え、ファンとも交流を図る。途中、ダミアーノ(Vo)のフェイバリットアニメの一つでもある『進撃の巨人』の楽曲「心臓を捧げよ!」を一小節披露するなど、かねてから行ってみたい国として日本を挙げていた、彼らの喜びが垣間見られた。
最後はこの日、2回目の「アイ・ワナ・ビー・ユア・スレイヴ」。ヴィクトリア(B)、トーマス(G)がステージから降り、観客の近くでプレイするライブハウスならではの光景に。カヴァー曲も含めて、全15曲、約80分というやや短めのステージであったが、終始バンドとオーディエンスが一体となった、ロックンロール・ライブとなった。ステージを後にする際、ダミアーノが最後に、 「日本で初めて演奏できた今日のことはずっと忘れないよ。素晴らしかったです。みんな素晴らしいよ! 世界の中で日本の観客は大人しいって言うけど、そんなの嘘っぱちだ! お前らみんなヤバイな(笑)! ありがとう! またね」と叫び、日本のファンに感謝を述べてステージを後にした。おそらくこの日のライブは、今後伝説となるのではないか……と思わせる最高のステージに。この続きは<サマーソニック>で是非体験していただきたい。
撮影◎Yoshie Tominaga
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■<SUMMER SONIC EXTRA Måneskin>2022年8月18日(木)@東京・豊洲PIT セットリスト
1. ZITTI E BUONI
2. IN NOME DEL PADRE
3. MAMMAMIA
4. BEGGIN’
5. CORALINE
6. CLOSE TO THE TOP
7. SUPERMODEL
8. FOR YOUR LOVE
9. TOUCH ME
10. I WANNA BE YOUR SLAVE
11. WOMANIZER
12. I WANNA BE YOUR DOG
13. LIVIDI SUI GOMITI
14. LE PAROLE LONTANE
15. I WANNA BE YOUR SLAVE
プレイリスト:https://sonymusicjapan.lnk.to/Maneskin2022Setlist
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