メタリカの「Master Of Puppets」、全米シングル・チャートに初登場
Netflixで配信中のドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4でフィーチャーされ、再評価されると同時に新しいファンを生んだメタリカの楽曲「Master Of Puppets」(1986年)が、最新の全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)で40位に初登場した。
◆メタリカ画像
バンドの代表曲の1つではあるが、同曲はこれまで100位圏内に入ったことがなかった。英国でもそれは同じで、先週末発表された最新チャートで初登場47位をマークした。
メタリカは、アメリカでは4枚目の『...And Justice For All』(1988年 6位)以降7作全てのスタジオ・アルバムがトップ10入りし、そのうちの6作が1位を獲得している。しかし、「Master Of Puppets」をはじめ「One」「Enter Sandman」「Nothing Else Matters」「St. Anger」など代表曲は数多くあるものの、シングル・チャートを賑わすタイプのバンドではなく、全米シングル・チャートにおける彼らの最高位は「Until It Sleeps」(1996年)の10位で、トップ40に入るのは2008年リリースの「The Day That Never Comes」の31位以来だった。
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』最新シリーズで使用された音楽の中では、先にケイト・ブッシュの「Running Up That Hill (A Deal with God)」(1985年)が再ブレイクしており、先月、英国、オーストラリア、スウェーデン、スイスなどで1位を獲得。全米では4位まで上昇した。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
メタリカのジェイムズ・ヘットフィールド「俳優業にのめり込んでいるわけではない」
ロバート・フリップ夫妻、「Enter Sandman」のライヴ映像公開
メタリカのジェイムズ・ヘットフィールド、誕生日に変声で「Enter Sandman」を歌う
メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドが出演する映画『The Thicket』の予告編公開
メタリカの『ブラック・アルバム』、Billboard 200に750週間チャート・イン
メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドが出演する映画『The Thicket』のファースト・ルック公開
メタリカ、ブライアン・タトラーとの共演映像を公開
ロブ・ハルフォードとジェイムズ・ヘットフィールド、そろってTURNSTILEのライヴを鑑賞
メタリカ、ダイアモンド・ヘッドのブライアン・タトラーと共演