モトリー・クルーのトミー・リー「肋骨とともに俺の心も折れた」
2週間ほど前に肋骨4本を骨折しながらも、モトリー・クルーの復活ツアー<The Stadium Tour>に参加しているドラマーのトミー・リーは、土曜日(6月18日)にマイアミで開催されたツアー2日目の公演では最初の3曲をプレイしたという。
この2日前に行われた初日公演より2曲少なくなり、リーはフラストレーションが溜まるいまの心境について、オーディエンスに向けこう語った。「みんな、こんなふざけた話信じられないだろうよ。すでに知っているかもしれないが、12か13日前、俺は1本でも2本でも3本でもない、4本の肋骨を折った。“冗談だろ? クソ!”って思ったよ。俺らはずっとこれ(ツアー)を待ち望んできたんだ。肋骨とともに……、俺の心は折れた。医師には“聞け、演奏はなしだ”って言われたが、俺は“それはあり得ない。数日後にツアーが始まるんだ”って答えたんだ。俺はできる限り、ステージに上がりプレイする。まったく、傷つくぜ」
モトリー・クルーは<The Stadium Tour>でデフ・レパードと交代でヘッドライナーを務めており、この夜は彼らのヘッドライン初日だった。リーは最初の3曲「Wild Side」「Shout At The Devil」「Too Fast For Love」をプレイ後、前回の公演同様、トミー・クルフェトスに後を任せ、ショウ半ば、「Home Sweet Home」でステージに戻りピアノをプレイした。
Ako Suzuki
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