全米アルバム・チャート、バッド・バニーの最新作が再び1位に
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、バッド・バニーが5月初めにリリースし、初登場1位に輝いた最新作『Un Verano Sin Ti』が、3週間連続で2位に留まった後、首位に返り咲いた。その期間はケンドリック・ラマーの『Mr. Morale & The Big Steppers』(1週間)とハリー・スタイルズの『Harry’s House』(2週間)が首位だった。
◆バッド・バニー画像
『Un Verano Sin Ti』はリリース後5週目ながら、収録曲のストリーミング総数は1億8,000万回以上あった。全スペイン語のアルバムが2週以上1位を飾るのは66年間あるBillboard 200チャート史上初めてだという。
2位には、ポスト・マローンの4枚目のスタジオ・アルバム『Twelve Carat Toothache』が初登場。マローンは前々作『beerbongs & bentleys』(2018年)と前作『Hollywood's Bleeding』(2019年)で全米1位を獲得した。
先週まで2週連続でトップだったハリー・スタイルズの『Harry’s House』は3位に後退した。今週のトップ10圏内にはポスト・マローンほか、韓国のボーイズ・グループSEVENTEENの最新アルバム『Face the Sun』が7位に初登場し、彼らにとって初の全米トップ10ヒットとなった。これまでは、昨年秋にリリースされたミニ・アルバム『Attacca』の13位がアメリカにおける最高位だった。
Ako Suzuki
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