全米アルバム・チャート、バッド・バニーが2作目の1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、プエルトリコ出身のラッパー、バッド・バニーの最新作『Un Verano Sin Ti』が初登場で1位に輝いた。前作『El Último Tour Del Mundo』(2020年)に続き、2作目の全米No.1アルバムとなった。
◆バッド・バニー画像
『Un Verano Sin Ti』は初週27万4,000ユニットを売り上げ、現時点、2022年最大の週間セールスをマークした。この66年間でBillboard 200チャートにおいて全スペイン語のアルバムが1位を獲得するのは、バッド・バニーの2作(前作『El Último Tour Del Mundo』と最新作)のみだという。
先週トップだったフューチャーの『I NEVER LIKED YOU』は2位に後退。3位には、ラッパー、ジャック・ハーロウのセカンド・アルバム『Come Home the Kids Miss You』が初登場した。ファースト『Thats What They All Say』(2020年)の5位を上回り、キャリア最高位となった。
今週はさらに2作がトップ10入りしており、アーケイド・ファイアの6枚目のスタジオ・アルバム『WE』が6位、ラテン・グループEslabon Armadoの『NOSTALGIA』が9位に初登場している。アーケイド・ファイアの『WE』は今週、英国で1位に輝いた。
Ako Suzuki
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