いい音爆音アワー vol.126「ナイス♪タンバリン特集」

2022.4.26 18:15

2022年4月20日（水）＠ニュー風知空知

タンバリンはカスタネットと並んで、人がいちばん最初に手にふれる楽器ですよね。小学校時代、そのふたつに触ったことがない人はいないでしょう。
降ったり叩いたりすれば音が鳴るので、とっつきやすいからでしょうが、カスタネットもそうだけど、実はなかなか奥が深い。タンバリン専門のプレイヤーも（少ないだろうけど）ちゃんといて、その人たちはほんとにすごいです。
とは言え、そんなすごいプレイが聴ける音源は見つけられなかったのですが、タンバリンが使われている名曲・名盤をいろいろなジャンルから集めてみました。

ふくおかとも彦 [いい音研究所]

セットリスト

①The Lemon Pipers「Green Tambourine」
タイトルに「タンバリン」が入った曲、その１。バブルガム・ポップ初の全米#1曲です。
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  2nd シングル（1967年11月発売）
  作詞：Shelley Pinz／作曲：Paul Leka／プロデュース：Paul Leka
  レーベル：Buddah
  全米1位、全英7位
  The Lemon Pipers（レモン・パイパーズ）：
  Bill Albaugh (dr) [1946(生) – 1999(死)]
  Bill Bartlett (g) [1946 - ]
  Ivan Browne (vo) [1947 - ]
  Bob Nave (key) [1944 - 2020]
  Steve Walmsley (b) [1948 - ]
  
  1966年、米国オハイオ州オックスフォードに住む学生だったAlbaugh、Bartlett、Naveらがバンド結成、Buddah Recordsと契約する。
  Buddahは彼らをロックというよりはバブルガム・ポップ路線で、既に契約済みの“Ohio Express”や“1910 Fruitgum Company”とともに売り出すことにした。
  1st シングルはBarlett作の「Turn Around and Take a Look」という曲だったが不発。レーベルはPaul LekaとShelley Pinz（Brillビルディングで活躍していた）の二人に曲を発注。上がってきた「Green Tambourine」をバンドは渋々レコーディングした。
  1967年11月、2nd シングル「Green Tambourine」は全米1位の大ヒット。英国でも7位となり、200万枚を売り上げた。Buddahにとっても初の全米#1シングルとなった。
  当然のように次もLeka/Pinzの曲で、「Rice Is Nice」を1968年3月に発売するが、ビルボードで46位、Cashboxで42位という成績だった。
  いずれの曲もバンドはまったくやる気がなかったが、断ればBuddahから契約を切られるので、金のためにやっていた。
  しかし1969年にはBuddahを離れ、やがてバンドも解散した。

②The Byrds「Mr. Tambourine Man」
タイトルに「タンバリン」が入った曲、その２。ボブ・ディランの曲として初の全米#1。
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  1st シングル（1965年4月12日発売）
  1st アルバム『Mr. Tambourine Man』（1965年6月21日発売）収録
  作詞・作曲：Bob Dylan／プロデュース：Terry Melcher
  レーベル：Columbia
  全米1位、全英1位　アルバムは全米6位、全英7位
  
  ・プロデューサーのメルチャーがメンバーの演奏力が不安だったので、ロジャー・マッギンの12弦ギター以外はLAのスタジオミュージシャン集団“the Wrecking Crew”の面々を使った。タンバリンもおそらくドラマーのハル・ブレイン。
  
  ・Jerry Cole: guitar / Larry Knechtel: bass / Leon Russell: electric piano / Hal Blaine: drums
  The Byrds（ザ・バーズ）：
  Roger McGuinn: lead guitar, vocals
  Gene Clark: tambourine, vocals
  David Crosby: rhythm guitar, vocals
  Chris Hillman: bass, vocals
  Michael Clarke: drums

③The Beatles「Hey Jude」
ビートルズはタンバリンが大好き。7分超えのこの曲も最後の最後までタンバリンは続く。
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  シングル（1968年8月26日発売）
  アルバム『Hey Jude』（1970年2月26日発売　英では1979まで未発売）収録
  作詞・作曲：Lennon - McCartney／プロデュース：George Martin
  レーベル：Apple
  全英2週連続1位、全米9週連続1位（68年年間1位）　アルバムは全米2位、オリコン5位
  
  ・タンバリン：リンゴ・スター
  ・Apple第1弾シングル
  ・初めて8トラックのレコーダーを使って録音した（＠Trident Studios）。
  ・アルバム・カバーの写真は、ビートルズ最後のフォト・セッションとなった1969年8月22日にジョン・レノンの新居でリンダ・マッカートニーによって撮影されたもの。ニール・アスピノール曰く、「フロントとバックの写真がほんとは逆だったが、アラン・クレインのミスでこうなった」。

④沢田研二「追憶」
日本版が刊行される前のローリング・ストーン誌で唯一表紙を飾った日本人が沢田研二。
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  10th シングル（1974年7月10日発売）
  5th アルバム『JEWEL JULIE 追憶』（1974年9月10日発売）収録
  作詞：安井かずみ／作曲：加瀬邦彦／編曲：東海林修
  レーベル：ポリドール
  オリコン1位　アルバムはオリコン2位
  
  ・6th シングル「危険なふたり」以来、2枚目のオリコン1位シングル。
  沢田研二（さわだ・けんじ）：
  1948年6月25日、鳥取県生まれ、京都市育ち。
  1966年、“ファニーズ”加入（すぎやまこういちの提案により、“ザ・タイガース”と改める）。
  1967年2月5日、ポリドールより、シングル「僕のマリー」でデビュー。
  1971年1月24日、タイガース解散。
  　同年11月1日、シングル「君をのせて」でソロ・デビュー。
  1977年5月、シングル「勝手にしやがれ」リリース。オリコン5週連続1位。第19回日本レコード大賞を受賞。

⑤森進一「年上の女」
今聴いても「ダメよ、ダメダメ」のインパクトはすごい。これは演歌の皮を被ったロックだ♪
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  11th シングル（1968年11月5日発売）
  作詞：中山貴美／補作詞：水沢たけし／作曲：彩木雅夫／編曲：森岡賢一郎
  レーベル：ビクター
  オリコン4位
  森進一（もり・しんいち）
  1947年11月18日、山梨県甲府市生まれ　鹿児島育ち
  1966年6月20日、ビクターレコードより「女のためいき」（作詞：吉川静夫／作曲：猪俣公章）でデビュー。いきなり80万枚のヒットとなる。
  1986年、森昌子と結婚。長男森内貴寛(1988年4月17日生まれ)は“ONE OK ROCK”のボーカルTaka、次男はテレビ東京の社員、三男森内寛樹(1994年1月25日生まれ)は“MY FIRST STORY”のボーカルHiro。
  2005年、森昌子と離婚。

⑥南沙織「17才」
この曲でデビューした時はまだ16歳でした。
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  1st シングル（1971年6月1日発売）
  1st アルバム『17才』（1971年10月1日発売）収録
  作詞：有馬三恵子／作曲・編曲：筒美京平／プロデューサー：酒井政利
  レーベル：CBSソニー
  オリコン2位　アルバムはオリコン8位
  
  ・沖縄の本土返還は1972年5月15日
  南沙織（みなみ・さおり　出生名：内間明美）：
  1954年7月2日、沖縄県嘉手納町生まれ、宜野湾市育ち。
  カトリック信徒で、「シンシア（Cynthia＝月の女神、蟹座の守護神の意）」が愛称。
  琉球放送のテレビ番組でアシスタントのアルバイトをしていた時、“ヒデとロザンナ”がゲスト出演、マネージャーが持ち帰った写真にたまたま彼女が写っており、それを偶然目にしたCBSソニーのスタッフが急遽、東京に呼び寄せた。
  1971年の春、本土復帰前の沖縄から母親と二人で上京してから、わずか3ヶ月足らずで、
  　同年6月1日、シングル「17才」でデビュー。いきなり54万枚のヒット。
  1971年、72年とブロマイドの年間売上げ実績が1位となった。同時期にデビューした小柳ルミ子、天地真理と共に“新三人娘”と呼ばれた。
  24歳の誕生日だった1978年7月2日、突如引退を発表する。
  1979年、写真家の篠山紀信と結婚。3人の息子をもうけ、次男の篠山輝信は、2006年に俳優デビューした。

⑦Aloe Blacc「Wake Me Up (Acoustic)」
オリジナルのAvicii盤もアローが歌い同じような感じだが、タンバリンが入っているのはこちら。
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  EP「Wake Me Up」（2013年10月22日発売）収録
  3rd アルバム『Lift Your Spirit』（2013年10月25日発売）収録
  作詞・作曲：Egbert Nathaniel Dawkins III, Tim "Avicii" Bergling, Mike Einziger／プロデュース：DJ Khalil
  カヴァー：オリジナルはAviciiのシングル（2013年6月17日発売）だが、それもBlaccが歌っている。
  レーベル：Interscope
  EPは全米32位　アルバムは全米4位、全英5位
  
  ・「Egbert Nathaniel Dawkins III」＝Aloe Blacc
  ・Avicii盤シングルは米国では4位ながら、英国を含む世界22カ国で1位を獲得する大ヒットとなった。
  Aloe Blacc（アロー・ブラック　本名：Egbert Nathaniel Dawkins III）：
  1979年1月7日、カリフォルニア州オレンジ・カウンティ生まれ
  　両親はパナマ人
  1995年、ヒップホップ・プロデューサーのExileと“Emanon”を結成し、4年に1作くらいのペースで断続的に活動。
  2003年、ソロ活動も開始。
  2006年、1st アルバム『Shine Through』リリース。
  2010年、2nd アルバム『Good Things』リリース。シングルの「I Need A Dollar」がヒット。
  　“Linkin Park”のボーカル、Mike Shinodaの紹介でスウェーデンのDJ、Aviciiに会う。2013年、共同で「Wake Me Up」をつくった。
  2013年6月17日、Avicci「Wake Me Up」リリース。歌はBlacc。
  　同年10月22日、EP「Wake Me Up」リリース。自分名義の「Wake Me Up (Acoustic)」を収録。
  　同年10月25日、3rd アルバム『Lift Your Spirit』リリース。

⑧Four Tops「I Can't Help Myself (Sugar Pie, Honey Bunch)」
「Mr. Tambourine Man」と同時期の大ヒット。あの頃はタンバリンの時代だった。
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  （モータウンでの）4th シングル（1965年4月23日発売）
  2nd アルバム『Four Tops' Second Album』（1965年11月13日発売）収録
  作詞・作曲：Holland–Dozier–Holland／プロデュース：Brian Holland & Lamont Dozier
  レーベル：Motown
  全米1位、R&B 9週連続1位、全英23位　アルバムは全米20位、R&B 3位
  
  ・lead vocal: Levi Stubbs
  Four Tops（フォー・トップス）：
  Levi Stubbs / Abdul "Duke" Fakir / Renaldo "Obie" Benson / Lawrence Payton
  
  1953年、ミシガン州デトロイトの高校に通う仲間で結成。当初は"Four Aims"を名乗る。
  1956年、チェス・レコードと契約したのを機に"Four Tops"と改名。
  1963年、ベリー・ゴーディJr.に見出され、モータウンと契約する。
  しばらくはジャズのスタンダードを録音しつつ、"The Supremes"、"Martha and the Vandellas"など他アーティストのバッキングコーラスを務めたり。
  1964年、モータウンのメイン作曲チーム"Holland–Dozier–Holland"がある日、使い道を決めないまま1曲、インストのトラックを作る。やがて彼らはそれをFour Topsに歌わせることにし、「Baby I Need Your Loving」というタイトルで、7月10日にリリースすると、全米11位のヒットとなる。
  1965年4月23日、シングル「I Can't Help Myself (Sugar Pie Honey Bunch)」リリース。全米1位、年間でも2位のビッグヒットとなる。
  1966年8月18日、シングル「Reach Out I'll Be There」リリース。全米1位、全英でも1位の大ヒット。
  1967年に、ベリー・ゴーディとの確執から"Holland–Dozier–Holland"が退社。Four Topsのヒット量産にもブレーキがかかった。
  1972年、モータウンがLAに移転するのに伴い、レーベルを離れ、ABC-Dunhillに移籍。

⑨Edwin Starr「War（黒い戦争）」
ベトナム戦争に反対！史上最も有名な反戦歌のひとつ。
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  シングル（1970年6月10日発売）
  アルバム『War & Peace』（1970年8月7日発売）収録
  作詞・作曲：Norman Whitfield, Barrett Strong／プロデュース：Norman Whitfield
  カヴァー：オリジナルは“The Temptations”の12th アルバム『Psychedelic Shack』（1970年3月6日発売）収録
  レーベル：Gordy
  全米3週連続1位、全英3位　アルバムは全米52位　R&B 9位
  Edwin Starr（エドウィン・スター　本名：Charles Edwin Hatcher）：
  1942年1月21日、米国テネシー州ナッシュビル生まれ、オハイオ州クリーヴランド育ち。
  2003年4月2日、心臓発作により死去。満61歳没。

⑩Average White Band「The Jugglers」
世界唯一の「Scottish Funk」。デビューアルバムの1曲目。
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  1st アルバム『Show Your Hand』（1973年9月発売）収録
  作曲：Alan Gorrie／プロデュース：Robin Turner, Average White Band
  レーベル：MCA
  アルバムは1975年の再発売（『Put It Where You Want It』とタイトル変更）時は全米39位
  
  ・Robin Turnerは当時のバンドのマネージャー
  Average White Band（アヴェレージ・ホワイト・バンド）：
  Alan Gorrie (vocal, bass)：1946年7月19日、英国スコットランドPerth生まれ
  Malcolm "Molly" Duncan (tenor sax)：1945年8月24日、英国スコットランドMontrose生まれ
  Roger Ball (keyboard, alto sax)：1944年6月4日、英国スコットランドBroughty Ferry生まれ
  Owen "Onnie" McIntyre (guitar, vocal)：1945年9月25日、英国スコットランドLennoxtown生まれ
  Robbie McIntosh (drums)：1950年5月6日、英国スコットランドDundee生まれ　1974年9月23日、死去
  Hamish Stuart (vocal ,guitar, bass)：1949年10月8日、英国スコットランドGlasgow生まれ
  
  Steve Ferrone (drums)：1950年4月25日、英国ブライトン生まれ（McIntosh死後の後任）

⑪Chicago「Make Me Smile（ぼくらに微笑みを）」
やはりシカゴのテリー・キャス時代は燃えるなー。
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  先行シングル（1970年3月発売）
  6th アルバム『Chicago（シカゴII　シカゴと23の誓い）』（1970年8月26日発売）収録
  作詞・作曲：James Pankow／プロデュース：James William Guercio
  レーベル：Columbia
  全米9位　アルバムは全米4位、全英6位
  
  ・lead vocal: Terry Kath
  Chicago（シカゴ）：当時のメンバー
  Walter Parazaider (sax)
  Terry Kath (guitar, vocal)
  Danny Seraphine (drums)
  James Pankow (trombone)
  Lee Loughnane (trumpet)
  Robert Lamm (keyboard, vocal)
  Peter Cetera (bass, vocal)

★【特別（ヴァーチャル）ゲスト】ガチタンバリン奏者大石竜輔：YOASOBI「夜に駆ける」
数少ないタンバリン専門ミュージシャンの素晴らしい演奏をご覧ください。

⑫Laura Nyro「Brown Earth（褐色の大地）」
歌に合わせてリズムが微妙に揺れる曲。このタンバリンは難しいと思う。
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  4th アルバム『Christmas and the Beads of Sweat（魂の叫び）』（1970年11月25日発売）収録
  作詞・作曲：Laura Nyro／プロデュース：Arif Mardin
  レーベル：Columbia
  アルバムは全米51位
  
  ・タンバリンはたぶんパーカッション奏者のJack Jennings。
  ・アルバムA面がアリフ・マーディンのプロデュース。演奏は"The Muscle Shoals Rhythm Section"（Barry Beckett: vibraphone / Roger Hawkins: drums / David Hood: bass / Eddie Hinton: electric guitar）にFelix Cavaliere（"The Rascals"のvo&key）もオルガンで参加。
  ・アルバムB面はフェリックス・キャバリエのプロデュースで、Cornell Dupree: electric guitar / Chuck Rainey: bass / Ralph MacDonald: percussion / Alice Coltrane（ジョン・コルトレーンの妻）: harp、そしてラスカルズのドラムDino Danelliも参加。
  Laura Nyro（ローラ・ニーロ）：
  1947年10月18日、ニューヨーク市ブロンクス生まれ。ロシア系ユダヤ、ポーランド系ユダヤ、イタリア系の家系。
  1966年、「And When I Die」をピーター・ポール&マリーが採用、これが最初の仕事となる。
  　同年9月17日、シングル「Wedding Bell Blues / Stoney End」でデビュー。18歳
  　デイヴィッド・ゲフィンDavid Geffenがマネージメントを務めることになる。ゲフィンはColumbiaとの契約も決めた。
  1968年3月13日、2nd アルバム『Eli and the Thirteenth Confession（イーライと13番目の懺悔）』リリース。全米181位だったが高い評価を受ける。
  1971年、ゲフィンはエリオット・ロバーツElliot Robertsとともに、Asylum Recordsを立ち上げる。当然第1号アーティストはニーロと考えていたが、ニーロは断りもなくColumbiaと契約更改してしまう。
  1997年4月8日、卵巣癌により死去。

⑬竹内まりや「ラスト・トレイン」
独身最後のアルバム『PORTRAIT』より。タンバリンはたぶん山下達郎。
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  5th アルバム『PORTRAIT』（1981年10月21日発売）収録
  作詞：大貫妙子／作曲・編曲：山下達郎／プロデュース：宮田茂樹、村上優、竹内まりや
  レーベル：RCA / RVC
  オリコン14位
  
  ・percussion, guitar, keyboards: 山下達郎 / drums: 青山純 / bass: 伊藤広規 / slide guitar: 松浦善博 / keyboards: 中西康晴
  竹内まりや
  1955年3月20日、島根県簸川（ひかわ）郡大社町（現出雲市）生まれ。生家は出雲大社正門前の老舗旅館「竹野屋旅館」。
  1978年11月25日、RCA／RVCより、シングル「戻っておいで・私の時間」、アルバム『BEGINNING』でデビュー。
  1979年8月、3rd シングル「SEPTEMBER」リリース。
  1980年2月、資生堂化粧品CMイメージソングとなった、4th シングル「不思議なピーチパイ」リリース。オリコン3位。
  1981年10月、5th アルバム『PORTRAIT』リリース。
  　同年、一時休業を宣言。
  1982年4月、山下達郎と結婚。27歳
  1984年4月、全曲自身の作詞・作曲による6th アルバム『VARIETY』リリース。初のオリコン1位、30万枚以上のヒットとなった。

⑭After the Fire「Der Kommissar（秘密警察）」
Falcoのドイツ語曲を英語でカバー。全米5位のヒットとなるもバンドは解散。
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  シングル（1982年発売）
  compilation アルバム『Der Kommissar（アフター・ザ・ファイヤー）』（1982年発売）収録
  作詞・作曲：Robert Ponger, Falco, Andy Piercy（英語詞）／プロデューサー：John Eden, After the Fire
  カヴァー：オリジナルはFalcoのシングル（1981年12月11日発売）（ドイツ語だった）
  レーベル：Epic
  全米5位、全英47位
  
  ・「Der Kommissar」＝「The Commissioner」≒「警察長官」
  ・これまでにColumbiaから出した3枚のアルバム、『Laser Love』(1979)、『80-F』(1980)、『Batteries Not Included』(1982)からのコンピレーション。
  After the Fire（アフター・ザ・ファイア）：本作リリース時のメンバー
  Peter Banks (keyboard)
  Andy Piercy (bass, vocal)
  John Russell (guitar)
  Pete King (drums)
  
  1972年、ロンドンで結成。
  1978年、自主制作でアルバム『Signs of Change』リリース。プログレ的なサウンドだったが、もう流行らないということで、ニューウェイブに舵を切る。
  　CBSと契約。
  1979年4月、2nd アルバム『Lazor Love』リリース。
  1982年3月、4th アルバム『Batteries Not Included』リリース。
  　同年、オーストリア人のFalcoが前年12月にリリースしていた「Der Kommissar（秘密警察）」を英語でカバーしてリリース。当初は売れず、バンド内のメンバー間の軋轢も増え、　同年12月、コンサート中、ステージ上で解散することを発表。

⑮Carpenters「We've Only Just Begun（愛のプレリュード）」
テレビ出演時のバックバンドにタンバリン奏者が2人もいた。相当タンバリンを重視！
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  3rd シングル（1970年8月21日発売）
  2nd アルバム『Close to You（遙かなる影）』（1970年8月19日発売）収録
  作詞：Paul Williams／作曲：Roger Nichols／編曲：Richard Carpenter／プロデュース：Jack Daugherty
  レーベル：A&M
  全米2位、ACチャート7週連続1位、全英28位、オリコン71位
  アルバムは全米2位、全英23位、オリコン53位

⑯Nick Lowe「Cruel to Be Kind（恋するふたり）」
英国でも米国でも、カナダとオーストラリアでもチャート最高12位という珍しい記録を持つ曲♪
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  シングル（1979年8月17日発売）
  2nd アルバム『Labour of Lust』（1979年6月9日発売）収録
  作詞・作曲：Nick Lowe, Ian Gomm／プロデュース：Nick Lowe
  レーベル：Radar(UK) / Columbia(US)
  全米12位、全英12位　アルバムは全米32位、全英43位
  
  ・演奏：Rockpile＝Billy Bremner: guitar / Dave Edmunds: guitar / Nick Lowe: bass / Terry Williams: drums
  Nick Lowe（ニック・ロウ）：
  1949年3月24日、英国サリー州ウォルトン・オン・テムズ生まれ
  1967年、パブリック・スクール時代からの友人、Brinsley Shwarzが作った”Kippington Lodge”に参加。
  1969年、”Kippington Lodge”から”Brinsley Schwarz”と改名し、70年4月、1st アルバム『Brinsley Schwarz』リリース。
  1975年、Brinsley Shwarz解散。
  1977年、デイヴ・エドモンズらと”Rockpile”を結成し活動。
  1981年、Rockpile解散。
  その後は、ソロ活動やエルヴィス・コステロ、プリテンダーズらのプロデューサーとして活躍した。