フー・ファイターズ、南米ツアーを中断しアメリカへ帰国

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Photo by Danny Clinch

先週金曜日(3月25日)にドラマーのテイラー・ホーキンスを突然喪ったフー・ファイターズが、南米ツアーを中断し、アメリカへ戻った。

◆フー・ファイターズ画像

『TMZ』によると、週末、コロンビアの首都ボゴタからロサンゼルスの空港に降り立ったメンバーたちの姿が目撃されたという。

ホーキンスは金曜日、滞在中のボゴタのホテルで息を引き取った。胸の痛みを訴え、救急車が呼ばれたが、隊員が到着したときにはすでに死亡していたと伝えられている。コロンビアの捜査当局は翌日(26日)、まだ死因は特定できないものの、初期の検視で10種の薬物が検出されたとの声明を出したという。

『Blabbermouth.net』によると、ホーキンスは、最後となったライヴ、20日にアルゼンチンで開催された<Lollapalooza Argentina>に出演した際、「俺は、デイヴ・グロールを愛している。デイヴ・グロールがいなければ、俺はいま、ピザを配達していたかもしれない。デイヴ・グロールがいなければ、俺はいま、ギター・センターのドラム売り場のマネージャーだったかもしれない」と、オーディエンスに向け話していたという。

追悼の言葉は後を絶たず、エルトン・ジョンは土曜日(26日)、米アイオワ州で開いた公演で「Don’t Let The Sun Go Down On Me」をホーキンスと彼の家族に捧げ、「ショックだ。彼は僕の『Lockdown Sessions』アルバムでプレイしてくれた。彼は、人生で出会うことができる最高にナイスな人たちの1人だ。素晴らしいドラマーの1人だ」「あれほどの情熱を持っていた人を50で喪うなんて、悲しい」などと哀悼したという。





Ako Suzuki
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