ヤマハ、REVSTARシリーズを6年ぶりにフルモデルチェンジ
ヤマハが、エレキギター『REVSTAR(レヴスター)シリーズ』の新製品として3グレード7モデルを3月9日に発売する。
▲『REVSTAR』『RSP20 SWB』
▲『REVSTAR』『RSS02T HML』
▲『REVSTAR』『RSE20L BL
このたび発売される『REVSTARシリーズ』は、ヨーロッパの街中を疾走するカフェレーサーのコンセプトはそのままに、現代ギタリストのニーズに応える音、デザイン、演奏感を追求し、6年ぶりにフルモデルチェンジした製品。新しいカラーバリエーションに加え、左利き用モデルもラインアップし、現代の音楽シーンにマッチした幅広い好みや用途に対応していく。
『REVSTARシリーズ』の特徴的なボディシェイプは、ヤマハエレキギターの代表的モデル「SGシリーズ」や、70年代に発売し愛好者の支持を集めたエレキギター「SFシリーズ」のDNAを受け継ぐ。初代モデルで好評を博した1960年代のロンドンで生まれたカスタムバイクのスタイル「カフェレーサー」のデザインコンセプトを継承しつつ、そのバイクが持つ機敏さ、軽快感とこのギターが持ち合わせる音・演奏性がマッチしたデザインに生まれ変わった。
グレードは上からプロフェッショナルのニーズにも応える「RSP(プロフェッショナル)」、上位グレードの機能を厳選し搭載したスタンダードグレードの「RSS(スタンダード)」、エントリーグレードの「RSE(エレメント)」と3種類用意されている。
ヤマハ独自の音響解析や3Dモデリングを活用した設計プロセス「アコースティック・デザイン」により、軽量化を目的として内部に空洞を持たせる「チェンバー構造」を独自設計し、ギター本体の振動を最大限に引き出すアコースティックサウンドを実現。またネックとボディにカーボンファイバー素材を仕込むことで一音一音がきれいに響くクリアーで抜けの良いサウンドを実現している(ネック:「RSP」・「RSS」、ボディ:「RSP」のみ)。
「RSP」・「RSS」には音の位相をわずかにずらしたフェイズサウンドも得られる「5ポジションセレクタースイッチ」、電池を必要としない小型電源トランスで中音域を引き立てる「フォーカススイッチ」、「RSE」には、3段階のピックアップセレクタースイッチに加え、きらびやかなハイトーンとバランスの良いクリーントーンを実現する「ドライスイッチ」を搭載している。
▲写真左より、本体内部の「チェンバー構造」、「フォーカススイッチ」、「ドライスイッチ」
従来より1.5フレット深いネックジョイントと軽量ペグ、独自形状のストラップピンを採用することでボディの重心を安定させ、演奏中にヘッドが下がることのない高い演奏性を実現。また、ネックはサテンフィニッシュ仕上げ、ジャンボフレット、ヤマハ独自のセットネックジョイントを採用し、よりスムーズにフィンガリングできる演奏感を実現している。
さらに、しっかり体にフィットするような独自の「コンター加工」。背面とトップの体と肘があたる部分を斜めに削り落とす加工を施し、長時間のライブでも快適に演奏することができる。また『REVSTARシリーズ』として初めて左利き用のモデルをラインアップした(『RSS20L BL/SWB』、「『RSE20L BL/SWB』の4品番)。
▲写真左より、裏から見たネックジョイント部、ボディ背面の「コンター加工」
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