ドクター・ドレー、スーパーボウルで要請されたのは「マイナー・チェンジのみ」

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ドクター・ドレーが、日曜日(2月13日)にアメリカで開催されたスーパーボウルでのハーフタイムショーについて振り返った。

◆ドクター・ドレー画像

ショーでは、ケンドリック・ラマーの楽曲の歌詞が一部消えていたり、エミネムが片膝をついたことが話題となったが、ドレーいわく、NFLが変更を要請したのは些細なことだけだったという。

ケンドリック・ラマーのパフォーマンスでは、黒人に対する警察の暴力行為について抗議した楽曲「Alright」にある、警官を意味するスラング “po-po”が出てこなかった。『Entertainment Weekly』によると、その瞬間カメラはラマーの顔を捉えていなかったため、彼が口にしなかったのか、そこだけ音量を下げられたのかは定かではないという。

これについて、『TMZ Live』から問われたドレーは、「変更しなきゃいけないことはいくつかあった。でも、本当に些細なことだ。エム(エミネム)が跪いたのは、彼が独自にしたことで、問題にはならなかった。ケンドリックは(m.A.A.d cityの)冒頭で“Pirus and Crips”(LAの対立するギャング・グループの名称)と口にするが、それは問題視されたから取り除かなくてはならなかった。大したことじゃない。理解できる。それよりも、(パフォーマー)全員がプロフェッショナルで、時間通りで、俺らが何を成し遂げようとしているのか、ことの重大さを自覚していた。素晴らしい体験だった」と話した。

ラマーの歌詞は問題だったようだが、ドレーとスヌープ・ドッグによる「Still D.R.E.」では、“Still not loving police(まだ警察は好きじゃない)”という一節は削除されなかった。



Ako Suzuki

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