アデル、涙ながらにラスベガス長期公演の開催延期を告知
アデルは木曜日（1月20日）、翌日（21日）から予定していた米ラスベガスでのレジデンシー公演＜Weekends with Adele＞の開催を延期すると告知した。
◆アデル画像、動画
アデルは、涙を浮かべながら「ごめんなさい、でも私の公演の準備が整っていない」と話すビデオ・メッセージをSNSに投稿した。「間に合うようにとできる限り力を尽くしたけど、物流の遅れとCOVIDにより、完全に打ち砕かれた。クルーの半分、チームの半分がCOVIDに感染し、まだ回復していない。公演をやるのは不可能なの。いまは、私からみんなに与えるものがない。ひどく落ち込んでるわ。直前で、ごめんなさい」
「動揺しているし、恥ずかしく思ってる。本当にごめんなさい」と謝罪の言葉を繰り返した。
アデルは1月21日から4月16日まで計24公演、ほぼ毎週金曜日と土曜日にシーザーズ・パレス・ホテル内のThe Colosseumでパフォーマンスする予定だった。今後、新たな日程を発表するという。
支援や理解する声もあがっているが、すでにラスベガスに到着した人、ホテルやフライトの手配を済ませていた人たちもおり、もっと早く告知してほしかったとの不満も出ている。
Ako Suzuki