【インタビュー第一弾】FANTASTIC♢CIRCUSが語る現在、「一夜限りではなく、始まりでした」

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■そのときすでに言ってたと思う
■今度はライブハウスでやりたいなって

──では、FANTASTIC♢CIRCUSとして、再びというか新たにというか、2019年に集結することになった決め手は、今振り返ってなんだったと思いますか?

SHUN.:ディナーショウの前に、ソロアーティスト石月 努とTHE MICRO HEAD 4N’Sが対バンしたんです。代官山UNIT(2015年10月31日(土)<TSUTOMU ISHIZUKI presents vVS1. Halloween Night>)だったと思うんだけど。

石月:うん。

SHUN.:そこでセッションしたんですよね、努がボーカルで……。

石月:ドラムがLEVIN (La'cryma Christi)ちゃん。

SHUN.:ベースがZERO (THE MICRO HEAD 4N'S)君で。FANATIC◇CRISISの「Baby's Talk」「追憶をこえるスピードで」のカバーとか演ったんだっけ? そこで、“あぁ、努だ。やっぱコイツすげぇな!”って、ボーカリストとしての安心感があったんですよ。回顧的な部分ももちろんあったと思うんですけど、すごく楽しかった。だから、「一緒にやろう」っていう話を努からもらったときは、そのセッションをすぐに思い出して。決め手はそこかもしれないですね。僕の中では正直、迷いはあったんですけど。

──対バンではなくて、同じバンドメンバーとしてステージに上がるわけですから、迷いも当然だと思いますが、それ以上に楽しかった記憶が勝ったわけですか。

SHUN.:うん。もう一回、そういうのもありかなって。さっきふたりも言ってましたけど、ディナーショウでは、終演後にファンの皆さんをお見送りしたんですよ。そのときに皆さんがすごく喜んでくれてたのが嬉しかったんですよね。それを直に感じることができた。努はそのときすでに言ってたと思うんですよ、「今度はライブハウスでやりたいな」って。

──そういう伏線があっての今回でもあるんですね。

石月:僕の胸の引っかかりが取れたと同時に、“ライブハウスで演りたい”っていう未来が見えたんです。ファンの皆さんの「バンドの音で演ってほしい」っていう声にもすごく後押しされたし。


──そのディナーショウから2年が経過して、ついに日比谷野音公演が実現するわけですが。

石月:その2年のうちにコロナ禍になってしまいましたからね。だけど、FANATIC♢CRISIS結成30周年という節目に、5月14日に日比谷野外大音楽堂が取れた。すごい倍率という壁を越えて(笑)。

kazuya:クジで未来が開けた(笑)。

石月:運とかタイミングって、最終的には一番影響する後押しだと思うんですよ。それによって大きく人生が変わることも僕らは経験してる。だから今は、必然なのかなと思ってるんですよね。

──なるほど。インタビュー第一弾では、“現在”をテーマとして、2022年5月14日に開催が決定した日比谷野外大音楽堂ワンマンの経緯と、再集結について語ってもらいました。続く第二弾では、FANATIC♢CRISIS時代を中心とした“過去”をテーマに語っていただきたいと思います。

石月 努、kazuya、SHUN.:はい。よろしくお願いします。

取材・文◎牧野りえ/梶原靖夫 (BARKS編集長)


■FANTASTIC◇CIRCUS<転生-TENSEISM- FtC 30th ANNIVERSARY>

2022年5月14日 (土) 日比谷野外大音楽堂
open16:00 / start17:00
▼チケット
前売:10,000円(税込) / 当日:10,500円(税込)
一般発売:2022年3月5日(土)10:00
プレイガイド:チケットぴあ / ローソンチケット / イープラス
【1次先行受付(チケットぴあ受付)】
受付期間:2022年1月8日(日)18:00~1月16日(日)23:59
受付URL:https://w.pia.jp/s/ftccircus-22of1s/
【2次先行受付(チケットぴあ受付)】
受付期間:2022年1月29日(土)〜2月6日(日)23:59
受付URL:https://w.pia.jp/s/ftccircus22of-2s/
【プレイガイド先行受付】
受付開始:2022年2月11日(金)~
主催・企画・制作:FANTASTIC◇CIRCUS実行委員会
協力:ソーゴー東京
(問)SOGO TOKYO 03-3405-9999




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