<第3回Apple Music Awards>発表

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Appleによる音楽アワード<第3回Apple Music Awards>の受賞者/作品が発表されている。

◆受賞者画像

<Apple Music Awards>は、その年に最も輝いたアーティストと彼らがグローバルなカルチャーに与えた影響力に対して贈られる賞。Apple Musicのエディトリアルの観点と世界中のユーザーが最も多く聴いている音楽を反映し、「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」「ソングライター・オブ・ザ・イヤー」「ブレイクスルー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」「トップソング・オブ・ザ・イヤー」「トップアルバム・オブ・ザ・イヤー」の5つのカテゴリーの受賞者が選ばれた。2021年は新しいカテゴリーとして、アフリカ、フランス、ドイツ、日本、ロシアの5つの国と地域において文化とチャートの双方に最も大きな影響を与えたアーティストたちをたたえる「リージョナル・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」が導入されている。


▲ザ・ウィークエンド

「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞したのは、Apple Musicのラジオ番組『MEMENTO MORI』のDJも務めるザ・ウィークエンドだ。2020年発表の『アフター・アワーズ』はApple Musicで男性アーティストのアルバムとしてこれまでで最も多く先行追加されたほか、73か国で初週の再生回数が最も多い作品に。先行シングル「Blinding Lights」はApple Musicのデイリーチャート「トップ100:グローバル」で1位を獲得し、これまでで最もShazamされた20曲にもランクインしているという。


▲オリヴィア・ロドリゴ

「ブレイクスルー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」と「アルバム・オブ・ザ・イヤー」「ソング・オブ・ザ・イヤー」は、デビューシングル「drivers license」及びデビューアルバム『SOUR』が世界的なヒットを記録したオリヴィア・ロドリゴに贈られた。1月にリリースされた「drivers license」はApple Musicの世界中のアーティストの中で、デビューシングルの初週再生回数において史上最多を記録。デイリーチャート「トップ100:グローバル」では1か月以上にわたり1位を獲得した。5月にリリースされた『SOUR』もデビューアルバムとして全世界のApple Musicで初週再生回数の最多記録を達成し、全ての収録曲が「トップ100:グローバル」と66か国の「トップ100」デイリーチャートにランクインしたそうだ。


▲H.E.R.

「ソングライター・オブ・ザ・イヤー」は、映画『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』に提供した「Fight for You」も高い評価を得たH.E.R.が受賞した。アルバム『Back of My Mind』はApple Musicにおいて、2021年に女性アーティストがリリースしたR&B/ソウル・アルバムの初週再生回数で3位に。同作にも収録された「Damage」とクリス・ブラウン参加の「Come Through」は、いずれも30か国以上のデイリーチャート「トップ100」に複数週にわたってランクインした。

また、「リージョナル・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」のカテゴリーでは、Wizkidがアフリカ、Aya Nakamuraがフランス、RINがドイツ、Official髭男dismが日本、Scriptoniteがロシアのアーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞した。


▲Wizkid


▲Aya Nakamura


▲RIN


▲Official髭男dism


▲Scriptonite

AppleのApple MusicおよびBeats担当バイスプレジデント、オリバー・シュッサー氏は「この1年は音楽界にとって素晴らしい年でした。カルチャーを形作り、Apple Musicを通じて世界中のファンとつながっているアーティストの皆さんをたたえることができ大変うれしく思っています。今年は新たに、より地域に根ざしたアーティストをたたえることで、世界的なヒットを生み出している類いまれな才能を持ったミュージシャンを世界中に披露します」と述べている。

この後、12月7日から<Apple Music Awards>を祝う様々なイベントが行われ、Apple MusicとApple TV Appを通じてインタビューやオリジナルコンテンツなどが全世界へ配信される予定となっている。

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