デイヴ・ガーン、新アルバムのタイトル“偽者、ペテン師”に共感

ポスト
Photo by Spencer Ostrander

デペッシュ・モードのヴォーカリスト、デヴィッド・ガーンは先週、ソウルセイヴァーズとのコラボレーション・アルバム『Imposter』をリリースしたが、 “偽者、ペテン師”を意味するこのタイトルにとても共感するそうだ。

◆デイヴ・ガーン&ソウルセイヴァーズ画像

彼は『Variety』にこう語った。「僕は長年、ステージに立ち、人々の前でパフォーマンスしてきたが、居心地よく感じられないときは多々ある。自分は偽者だって強く感じるときがある」

「多くのパフォーマーがそうであるように、パフォーマンスすることは僕の人生の多くを占める。でも時々、こう自問することがある。これが本当に自分なのか? 自分がやることなのか? それとも、なりすましているだけなのか?」

心底、歌にのめり込みパフォーマンスしているときは「自分をさらけ出している」と感じることもあるが、自信喪失に悩み、「他の人がどう思おうが関係ないと開き直れるようになりたい」と常に考えているという。

ガーンは新作を含め、これまでソロ・アルバム5作を発表し、そのうちの3作をソウルセイヴァーズと共作している。『Imposter』ではニール・ヤングの「A Man Needs A Maid」、ボブ・ディランの「Not Dark Yet」、PJハーヴェイの「The Desperate Kingdom Of Love」、マーク・ラネガンの「Strange Religion」など12曲をカヴァーした。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報