CAN、『CAN:ライヴ・シリーズ』第二弾12/3発売&1975年ブライトンでの歴史的ライヴ盤よりダイジェスト音源公開

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CANの伝説のライヴを、最先端技術を駆使して届ける『CAN:ライヴ・シリーズ』、その第二弾として2021年12月3日に発売される『ライヴ・イン・ブライトン 1975』収録の「Brighton 75 Vier」のダイジェスト音源が公開された。

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本作にはCANの伝記作家のロブ・ヤングと、英国のジャーナリストのクリス・ニーズがライナーノーツを寄せている。クリス・ニーズは、「つかの間のメロディー、ボーカルライン、リズム...が虹色の幽霊のように浮かび上がり、精神がそれらをどこかに連れて行ってしまうように消えていく」と記している。

「Brighton 75 Drei」ではマイケル・カロリのボーカル、「Brighton 75 Vier」ではヤキ・リーベツァイトの信じがたいドラムが観客のノイズの霧の中を抜けてセンター・ステージに登場し、最後の「Brighton 75 Sieben」では彼らのヒット曲「Vitamin C」のジャム・セッションに突入する。

『CAN:ライヴ・シリーズ』は、数あるブートレッグ音源の中からベストなものを選び、創立メンバーのイルミン・シュミットと、プロデューサー兼エンジニアのレネ・ティナーが監修し、最新テクノロジーを駆使して、これらの重要な歴史的ドキュメントを高音質でお届けするプロジェクト。このライヴ・シリーズ第一弾として、独シュトゥットガルトでのライヴ盤『ライヴ・イン・シュトゥットガルト 1975』(LIVE IN STUTTGART 1975)が今年5月に発売されている。

60年代後半に結成され、10年余りで解散したCANの、ヒプノティックなグルーヴと前衛的な演奏の、前例のない大胆な融合は史上最も重要で革新的であり、これらのライヴ盤がバンドの全く異なる視点を明らかにしてくれる。

ジャムでは、おなじみのテーマ、リフやモチーフが飛び出し、波紋を広げるのが聴こえてくるが、多くの場合、それは渦巻く群衆の中で束の間、認識された顔に過ぎない。他にも、公式アルバムでは採用されなかった音楽を聴くことができる。CANはこれらの録音で、スタジオ・ワークを行う時よりもさらに極端な範囲にまで到達する──メロウ、アンビエントなドリフト・ロックから、彼らが“ゴジラズ”と称したホワイド・ドワーフ(白色矮星)状態における、音がメルトダウンする瞬間まで。また彼らが分刻みのリズムを追いかけて合わせて行く過程にも、メンバーが共有していた並外れた音楽のテレパシーを聴くことができるのだ。


『ライヴ・イン・ブライトン 1975』

2021年12月3日(金)
2枚組CD
TRCP-301~302 2,700円(税抜)
紙ジャケット仕様 解説: 松村正人 / 海外ライナーノーツ訳

■Tracklist
[CD-1]
1. Brighton 75 Eins
2. Brighton 75 Zwei
3. Brighton 75 Drei
4. Brighton 75 Vier
[CD-2]
1. Brighton 75 Fünf
2. Brighton 75 Sechs
3. Brighton 75 Sieben
■Listen + Pre-Order
https://smarturl.it/CAN_LIVE2

◆MUTE オフィシャルサイト
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