全米アルバム・チャート、ABBAが初のトップ10入り
Photo by Baillie Walsh
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、シンガー・ソングライター、サマー・ウォーカーのセカンド『Still Over It』が初登場1位を獲得。ファースト『Over It』(2019年)の2位を上回り、初の全米1位に輝いた。女性アーティストによるR&Bアルバムが1位になるのは、ソランジュの『A Seat At The Table』(2016年10月)以来、5年ぶりだという。
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本国スウェーデンをはじめ、英国、オーストラリア、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギーなどで1位を獲得したABBAの40年ぶりの新作『Voyage』は2位にチャート・インした。意外なことに、ABBAのアルバムがアメリカでトップ10入りするのは初めて。これまでは5枚目のスタジオ・アルバム『ABBA: The Album』の14位(1978年7月)が最高だった。
3位には、ドレイクの『Certified Lover Boy』が先週の2位から後退。先週トップに初登場したエド・シーランの『=』が4位にランク・ダウンした。
今週はトップ2作ほか、ラッパーKey Glockのニュー・アルバム『Yellow Tape 2』が7位に初登場している。Young Dolphとのコラボ作『Dum And Dummer』(2019年)、『Dum And Dummer 2』(2021年)に次ぐ3作目、個人では初のトップ10ヒットとなった。
Ako Suzuki