ニッキー・シックス、自伝執筆で、ほとんど会うことのなかった妹について再考
モトリー・クルー/SIXX:A.M.のニッキー・シックスは、21歳までの自身を振り返った新しい自伝『The First 21: How I Became Nikki Sixx』を執筆中、39歳で亡くなるまでの大半を施設で過ごし、ほとんど会うことのなかった妹について、あらためて思いを馳せたという。
◆ニッキー・シックス画像
ダウン症だったシックスの妹リサさんは、2000年に39歳で死去。幼い時、数ヶ月一緒に暮らしたことはあったものの、大人になり初めて彼女の姿を見たのは、彼女のお葬式だったという。
シックスは『Yahoo Entertainment』にこう語った。「医師は、彼女は家に帰るべきじゃないと言ってたらしい。俺は2歳だったと思う。両親は彼女を家に連れ帰り、面倒を見ることに決めたんだ。俺ら、11ヶ月一緒に暮らした。(本を書いていて)俺は(妹のことを)ちょっと掘り下げて考えてみた。“俺は何か違うことができたんじゃないか?”って。でもな、家族に話すといつも、“リサのとこ、行っちゃだめ。彼女が動揺するから”って言われてたんだよ。俺はこのことに関しては後悔がいっぱいある。そして、間違った情報がいっぱいあったことにも気づいた」
お葬式に出て初めて、リサさんがシックスについて訊くことがあり、ロック・ミュージックのファンでもあったと知ったそうだ。
「アイダホの農場で育った手に負えない少年Frank Ferannaが、どのようにして、革新的なロック・バンド、モトリー・クルーを結成するニッキー・シックスになったのか」を綴った自伝『The First 21: How I Became Nikki Sixx』は、アメリカで10月19日に出版される。これを記念し、前日にはZoomを通じたヴァーチャル・イベントを開催。スリップノットのコリィ・テイラーと対談する。
Ako Suzuki
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