ヤマハ、カジュアル管楽器Venovaにテナーバージョンが登場
ヤマハが、管楽器Venovaの新製品として『Tenor Venova(テナー ヴェノーヴァ)』を10月8日に発売する。
Venovaは、管楽器の本格的な演奏感や表現力をより気軽に、より身近に楽しめる新しいタイプのアコースティック管楽器。2017年に発売されたVenovaは、円筒管を分岐させた「分岐管構造」と蛇行形状による今までにないデザインを採用することで、コンパクトなボディサイズながらサクソフォンのような音色を奏でることができ、管体を蛇行させることで、管楽器初心者でも演奏しやすいリコーダーに似たやさしい指使いを実現。またABS樹脂製のため、軽量ながらも耐久性に優れ水洗いも可能。管楽器初心者だけでなく経験者も満足できる楽器であると評価され、楽器として初めてグッドデザイン大賞(2017年度)を受賞した。
このたび発売される『Tenor Venova』は、Venovaの手軽さはそのままに、初めての人でもより演奏をしやすく、落ち着いた優しい音色を奏でることができるテナー音域のモデルとなっている。
『Tenor Venova』は、マウスピースに付けたリードを震わせて発音し、テナーサクソフォンのように落ち着いた優しい音色と、リード楽器ならではの本格的な吹き心地によって、表現力豊かな演奏ができる。またヤマハ独自の音響解析技術を生かして管体の内径と音孔の設計を最適化することで2オクターブの音域を実現しており、多くの楽曲の演奏が可能となっている。
また、「分岐管構造」と蛇行形状によって、リコーダーに似たシンプルな指使いを実現しているだけでなく、比較的大きなマウスピースを採用していることで音のコントロールがしやすく、管楽器初心者でも気軽に演奏を楽しむことができる。
さらに、ボディがABS樹脂製のため、軽量で壊れにくく水洗いが可能。また耐久性が高く安定性に優れた樹脂製の専用リードを付属し、キイ部分のパッドにも安定性の高い合成素材を使用。丈夫でコンパクトなので、気軽にどこへでも持って行くことができる。
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