ビッグ・シーフ、突如新曲2曲配信開始
2019年にグラミー賞にノミネートされた『U.F.O.F.』を発表後、立て続けに『Two Hands』リリースし世界で話題を呼んだ米NYブルックリンを拠点とするインディー・フォーク・ロックバンドのビッグ・シーフは、突如新曲「Little Things」と「Sparrow」を2曲同時に配信開始した。
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「Little Things」は2020年10月、カリフォルニア州トパンガのFive Star Studiosでアラバマ・シェイクスやケイシー・マスグレイヴスらを手掛け、グラミー賞受賞経験もあるエンジニア、ショーン・エヴェレットとレコーディングされた。「Sparrow」は2020年7〜8月にかけて、キャッツキルのFlying Cloud RecordingsでNYを拠点にするSSWサム・エヴィアンとレコーディング行った。両曲ともにビッグ・シーフのジェームズ・クリヴチェニア(Dr.)がプロデュースしている。
「Little Things」では誰も聴いたことがないビッグ・シーフのサウンドが詰まっており、不確かな感覚の上に成り立っている物語になっている。エイドリアン・レンカー (Vo.)は、名もない恋人に向かって「私は少し取り憑かれているのかもしれない、あなたは私を利用しているのかもしれない」と歌う。
「Sparrow」ではビッグ・シーフの最も詩的で比喩的な要素が垣間見える。賛美歌のような悲歌のようなメロディのパターンを繰り返す同曲でレンカーは、聖書の中の失われた楽園の物語を歌う。クリヴチェニアは「私たちは全員、ヘッドフォンを使わずに部屋に散らばり、音楽に集中していました。何か特別なことが起きていると感じていました」と説明する。
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