【インタビュー】サンサーラブコールズ、新作『8dayHz』に8人の主人公「どんな人も正しいと思っている」

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■サンサーを通過点に次のステップへ
■進めるようなバンドになりたい

──今回のミニアルバムを完成させて、改めて感じていることはありますか?

K:早く次の曲を録りたいですね。どんどん新しい曲を録りたい。今回、ポイントになる曲がいっぱい作れたと思っていて。次はさらに面白いことができるはず。

Leo:作るのが楽しいですから。


▲帆保健太郎 (B)

──それぞれの今後の目標は?

カンタロー:美味い飯を食べたいですね。何も気にせず、ステーキ5枚とか頼めるようになることが目標です。

帆保健太郎:値段を見ずにステーキ5枚注文するってこと?

カンタロー:うん。いっぱい寝て、いっぱい食べて、いっぱい寝る! 望むのはそれだけです。

ミサキング:みんながいい生活できたらいいですね。

Leo:今、全員が貧乏っていうところが出ちゃってるから(笑)。僕は、“音源だけ聴ければいい”っていう人たちが、“生で音楽を聴きたい。ライブに行きたい”ってなってくれたらなと思っていて。そういうアナログな楽しみが音楽界全体でもっと広がったらいいなって。


▲Leo (Dr)

帆保健太郎:僕が加入したことによってバンド全体がもっと上に行ければいいですね。それが今の目標です。おっさんになって今みたいな激しいことをやっても多分カッコよくないとも思っていて。という意味では、期間限定みたいなバンドだと感じているんです。だから、その期間内に実験的なことを1個ドーン!とやって、華々しく消えていきたい。

カンタロー:消えていくビジョンまで既にあるんだ?

帆保健太郎:加入して、より良くして、バンドが消えるところまで考えています。

K:俺らはやめんから、ホボケン1人でやめることになるな。

帆保健太郎:そうなの(一同爆笑)?

K:僕の目標は、個人のものと、バンドとしてのものの両方があるんです。例えば、みんながYouTuberとかラッパーに憧れるのは、やっていることがカッコいいということのほかに、ちゃんと稼いでいるというのもあると思うんですよ。でも、今、バンドは儲かることをよしとしないというか、貧乏なほうがカッコいいとされるところがあるじゃないですか。バンドに憧れる人があまりいなくなったのは、そういうのが理由でもあると思うので、僕は稼いだことを隠さずにみんなに示したいですね。それが個人の目標。

──サンサーラブコールズとしての目標は?

K:メンバーそれぞれ、個人でやっていけるようなバイタリティ溢れる存在感が確立できればいいなと思っていて。僕も含めて個々が、サンサーを通過点に次のステップへ進めるようなバンドになりたいんです。そういう活動が実れば、みんなに夢を感じてもらえると思うから。

取材・文◎田中大
撮影◎野村雄治


■1stミニアルバム『8dayHz』

2021年8月4日(水)リリース
QACW-2012 ¥2,200
1. Who I Am
2. コンクリートユートピア
3. インサートル
4. 世界の端っこ
5. ストロベリキャンディー
6. AnsYour-z
7. DAYZXY [Bonus track]
8. 第3惑星 [Bonus track]
配信URL:https://nex-tone.link/A00089625

■<『8dayHz』リリース記念インストアイベント>

8月2日(月)19:00〜 HMV&BOOKS SHIBUYA
8月6日(金)19:00〜 タワーレコード八王子
8月8日(日)13:00〜 MAGNET by SHIBUYA109 5Fイベントスペース
※詳細は公式サイトにて


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