【俺の楽器・私の愛機】328「重いは正義」

【フェンダー・ストラト・25周年アニバーサリー】（福岡市東区　法務系ギタリスト　50歳）


令和２年の秋頃だったか、某Iバシ楽器福岡店の中古在庫をネットで見ていたら、この子が出品されておりました。

お手頃価格であるものの、メイプルネック＆アッシュボディであるならば、先に購入した60周年アニバーサリーが既に当職の手元にあるので、「ふ～ん」で済むはずだったところを覆したのが、その重量！（確か）4.63Kg！当職「うっそやろ？」

執務時間中にも関わらず、楽器屋さんに急行しました。
「これ、持ってみてよか？」
「どうぞ」
「重っ　くれ」


ギターは重い程いい音がするというsuperstitionを妄信しております当職に一片の迷いはありませんでした。御大エディやＶai先生やホールズワース師が、軽いバスウッドでいい音を出しているのは知らないことにしております。所有する（真っ当な）フェンダーストラトの中では、実にストラトらしいヤンチャな出音が気に入っております。



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ギターの重量問題、未だ解決していないですよね。重いほうがいい説、軽いほうがいい説。…ま、求めるものが違うわけで、関東と関西のうどんの汁対決と同様にどちらも美味いでよろしいでしょうか。マホガニーだって芯材か辺材かによって全然変わってきますし、そこがギターの面白さ。なにはともあれこれだけの重量のストラト、最近じゃなかなか見かけないかもですね。私も若かった頃ホワイトアッシュで作ってもらったストラトは5Kg以上ありゴリゴリにタイトな音でした。それにしても25thストラトのキャンディアップルレッドって珍しくないですか？（JMN統括編集長 烏丸）


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