元スキッド・ロウのヴォーカリスト、ジョニー・ソーリンガーが死去

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1999年から2015年までスキッド・ロウに在籍していたシンガーのジョニー・ソーリンガーが、6月26日、急逝した。まだ55歳だった。

◆ジョニー・ソーリンガー画像

ソーリンガーは先月8日、肝不全と診断され、入院したことを明かしていた。少なくとも7種の投薬治療を受けているが、経過は良くなく、健康保険に加入していないため、適切なケアを受けるのが難しいと苦境を訴えていた。

ファンから支援の声や寄付金が届く中、スキッド・ロウは26日、「1965年8月7日―2021年6月26日」と入ったソーリンガーの写真をSNSに投稿し、訃報を伝えた。「俺らのブラザー、ジョニー・ソーリンガーの知らせを聞き、悲しみに暮れている。彼の家族、友人、ファンたちへお悔やみを。Godspeed Singo。スクラッピー(*ソーリンガーの祖父の愛称)によろしく言っておいてくれ」と追悼の言葉を上げている。






ソーリンガーは、1999年にスキッド・ロウが活動を再開したとき、セバスチャン・バックに代わるシンガーとして加入。4枚目のスタジオ・アルバム『Thickskin』(2003年)に始まり、『Revolutions Per Minute』(2006年)、EP2作『United World Rebellion : Chapter One』(2013年)、『Rise Of The Damnation Army - United World Rebellion: Chapter Two』(2014年)を制作した。

スキッド・ロウの活動と並行し、カントリー・ミュージックに傾倒するソロ・アルバムを発表しており、脱退後はソロ活動に専念していた。

Ako Suzuki
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