箏奏者LEO、紀尾井ホールでリサイタル開催
箏奏者・LEOが10月22日、東京・紀尾井ホールでリサイタルを開催する。
◆チラシ画像
日米にルーツを持つLEOは現在23歳。16歳の時に史上最年少で邦楽界の登竜門・くまもと全国邦楽コンクールを制し、2019年に出光音楽賞受賞。2021年4月には藤倉大委嘱新作の箏協奏曲を読売日本交響楽団と共に世界初演するなど、邦楽界に留まらない躍進を続けている注目のアーティストだ。
リサイタルでは3つの作品が初披露される。まずは、4月にサントリーホールで管弦楽版が初演され話題を呼んだ、藤倉大作曲「箏協奏曲」を、新たに室内楽版で初披露。気鋭の指揮者・坂入健司郎と、特別編成室内管弦楽団との共演となる。藤倉大は「一人一人の奏者と箏の音楽的な緊密なやりとりができるように作曲した。」と語っており、和と西洋の融合から繰り出されるアンサンブルにも注目だ。また、ピアニスト・作曲家として世界的に活躍している高橋悠治、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』の音楽を担当した若手作曲家・坂東祐大という二人の作曲家たちによる新作も初演となる。さらには尺八界のトップランナー・藤原道山との共演で、沢井忠夫作曲の不朽の名曲「上弦の曲」を演奏するなど、この日だけの特別なプログラムとなっている。
なおLEOは、明日6月26日にテレビ朝日系『題名のない音楽会』に出演する。角野隼斗、伊藤ハルトシと共に「坂本龍一:1919」を演奏するほか、藤倉大の箏独奏曲「竜」も披露される。
LEO メッセージ
この演奏会は、約3年前から構想を練ってきた今回限りの特別プログラムです。
高橋悠治、藤倉大、坂東祐大という名だたる作曲家の先生方の新作初演、また大変尊敬しております尺八演奏家の藤原道山氏、指揮の坂入健司郎氏率いる今回のための特別編成室内管弦楽団といったゲストをお招きし、豪華メンバーでお届けします。
私の信じる箏の音色を皆さまにお届けする事を、大変楽しみにしております。
藤倉大 メッセージ
テレビ朝日系『題名のない音楽会』
※地域によって放送時間が異なります
https://www.tv-asahi.co.jp/daimei/
<LEO 箏リサイタル ~古典を現代に迎える~>
18:15開場/19:00開演
出演:LEO(箏)、坂入健司郎(指揮)、特別編成室内管弦楽団
ゲスト出演:藤原道山(尺八)<参加楽曲>上弦の曲
[プログラム]
藤倉大:箏協奏曲 室内楽版 *
高橋悠治:委嘱新作(箏独奏) *
坂東祐大:委嘱新作(箏独奏) *
沢井忠夫:上弦の曲
今野玲央:鏡
*=世界初演
※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
※曲順未定。都合により曲目などを変更させていただく場合がございます。
全席指定(税込)S席5,000円 A席4,000円 学生席2,000円
[オフィシャル&プレイガイド先行抽選]
・オフィシャル先行(ローソンチケット):2021年6月25日(金)12:00~2021年7月12日(月)23:59
・ローソン最速先行(抽選):2021年7月14日(水)12:00~2021年7月19日(月)23:59
・プレイガイド先行一次(抽選/イープラス、ローソンチケット):2021年7月22日(木)12:00~2021年7月28日(水)
・プレイガイド先行二次(抽選/イープラス、ローソンチケット):2021年7月31日(土)12:00~2021年8月5日(木)
詳細:https://columbia.jp/leo-recital/
[チケット発売日]
一般発売:2021年8月8日(日)~
ローソンチケット、イープラス、MITT TICKET