【速レポ】<SATANIC CARNIVAL>NAMBA69、怒涛のパンク・ショウ
「気持ちは密ってるから!」とライヴ中盤にNAMBA(Vo,B)は観客に向かって、熱く吠えていた。その発言の裏には、自分たちの楽曲と演奏ががっつり観客に刺さっている実感があったに違いない。NAMBA69はド頭から最後の曲まで観客に微塵も休息を与えず、怒涛のパンク・ショウを魅せつけた。
◆NAMBA69 画像(6枚)
2020年長年バンドの屋台骨を支えてきたSAMBUが脱退、元Shiggy Jr.のMORO(Dr,Cho)を加え、新体制で動き出した彼ら。メンバーが一人替われば、バンドサウンドも大きな変化が生じるものだ。MOROは正確無比なビートをバシバシと決め、NAMBA、K5(G,Cho)、ko-hey(G,Cho)と荒馬のごときフロント3人の手綱を背後でしっかり握っている。以前と比べて、グルーヴやカタマリ感は増し、その上で攻撃力はより一層高まっている印象を受けた。ライヴを観るたびに進化を遂げるNAMBA69に目が離せない。今日のライヴを見て、その思いをさらに強くした。
ライヴ本編はリハで数曲ほどラフに演奏を合わせ、ようやくスタートした。「MANIAC」「LOOK UP IN THE SKY」とフルスロットルの演奏で観客をいきなり焚きつけ、その勢いを「PROMISES」「YOU’RE MY FRIEND」で加速させていく。何より突進力に長けたパワフルな演奏がたまらなくカッコイイ。
「SATANIC、ロックしようぜ!」とNAMBAが叫ぶと、「LET IT ROCK」を披露。途中でNAMBAは歌詞が飛んでしまう場面があったものの、それから数秒後に今日の出演バンドであるThe BONEZのJESSE(Vo,G)が飛び入りするというサプライズ。豪快なラップをかまし、これには観客も大いに盛り上がった。曲が終わると、「JESSE、The BONEZありがとう! JESSEがいると思ったら、歌詞が飛んだ……」と笑いながら説明するNAMBAに場も和んだ。
後半は「MANIAC Ⅲ」を皮切りに「CHANGES」「HEROES」と繋げ、パンクもスカもハードコアもラウドロックを丸飲みした爆音を轟かせ、ラスト1秒までEVIL STAGEを興奮のるつぼ化させていた。
取材・文◎荒金良介
撮影◎半田安政
【NAMBA69 セットリスト】
2.LOOK UP IN THE SKY
3.PROMISES
4.YOU'RE MY FRIEND
5.LET IT ROCK
6.MANIAC III
7.CHANGES
8.HEROES
■<SATANIC CARNIVAL 2021>
6月6日(日) 富士急ハイランド・コニファーフォレスト
・物販 / FOOD AREA:start09:30
・ライブ観覧エリア:open10:30 / start11:30 ※19:25終演予定
▼6月5日 出演アーティスト
バックドロップシンデレラ (※new)
The BONEZ
Dizzy Sunfist
Fear, and Loathing in Las Vegas
マキシマム ザ ホルモン
NAMBA69 (※new)
Northern19 (※new)
ROTTENGRAFFTY
SiM
SPARK!!SOUND!!SHOW!! (※new)
Survive Said The Prophet
suspended 4th
WANIMA
▼6月6日 出演アーティスト
04 Limited Sazabys
10-FEET
Age Factory (※new)
coldrain
G-FREAK FACTORY (※new)
ハルカミライ
HAWAIIAN6 (※new)
HEY-SMITH
Ken Yokoyama
MONGOL800
NOISEMAKER
SHADOWS
TOTALFAT (※new)
[O.A.] PALEDUSK (※new)
▼チケット ※全て電子チケットでの取り扱い
【一般発売】
2日通し券 ¥17,800 / 1日券 ¥9,500
発売開始:5月22日(土)〜
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