SUGIZO vs INORAN、初配信ライヴとして開催される<BEST BOUT>第三弾は「全く予測不能」
LUNA SEAのギタリストSUGIZOとINORANがロックの日である6月9日(水)、互いのソロプロジェクトを率いた対バンライヴイベント<SUGIZO vs INORAN PRESENTS BEST BOUT 2021~L2/5~>を開催する。<BEST BOUT>とは、2016年にZepp DiverCityで初回を実施、2017年の第2回目は大阪・東京に加えて海外ツアーにも発展させ、各地で“名勝負”を繰り広げて来たシリーズだ。第3弾となる2021年は、コロナ禍を鑑み無観客にて実施され、初の配信ライヴに挑む。
◆SUGIZO vs INORAN 画像
2016年の初回を振り返ると、“SUGIZOとINORANのどちらが先に出てくるのか?”と予測を巡らせていた観客を鮮やかに裏切り、2人で即興セッションを繰り広げたオープニングの興奮がまずは蘇ってくる。熱くオーディエンスに語り掛けながら生のバンドサウンドを奏でていくINORANソロと、基本的にはMCを挟まずノンストップで繰り広げられるSUGIZOソロの鋭利なエレクトロニックミュージック。そのように音楽性もライヴスタイルも全く異なる2つの世界を先攻・後攻で繰り広げつつ、自身のソロ曲に相手を招き入れるレアなセッションも行い、会場を熱狂させた。
第2回目が行われた2017年は、互いにソロデビュー20周年を迎えていたアニバーサリーイヤー。ファンへのこれまでの感謝、お互いへのリスペクトを言葉に溢れさせながらも、音楽面では絶えず新しい挑戦をし続けている、そんな2人のアグレッシヴな姿勢が感じられる対バンライヴだった。
そして第3回目となる2021年は、前回から4年を経てSUGIZOもINORANもソロの作品世界を更に大きく刷新していることを踏まえると、それぞれのライヴ内容の変化・進化に伴い、対バンで一体どのような化学反応が起こるのか、全く予測不能である。新たな試みとしてアーティストペインター・荻野綱久氏を招き、ライヴペインティングが行われるのも見どころ。自身もかつてバンド活動を行っていた荻野氏。エネルギー迸る極彩色を駆使し、SUGIZOとINORANの魂と魂とがぶつかり合う音楽バトルから何を感じ、どのようなイメージを描き出すのだろうか? 聴覚、視覚、ひいては全感覚を刺激する配信ライヴになることは間違いない。歴史に残るであろう“名勝負”の目撃者となっていただきたい。
チケット販売は5月30日(日)20時00分に開始し、6月12日(土)21時00分まで購入することができる。アーカイブ配信はライヴ配信終了後にスタートし、2021年6月12日(土)23時59分(※日本時間)まで視聴可能だ。券種は2種類。通常(¥5,000)と特典付き(10,000円)が用意されており、いずれもオンラインチケットとなる。特典は、SUGIZOとINORANそれぞれの直筆サイン入りボイスカード(各1枚、計2枚)に加え、<BEST BOUT 2021 ライヴ音源CD>となる。
取材・文◎大前多恵
■<SUGIZO vs INORAN PRESENTS BEST BOUT 2021 ~L2/5~>
※アーカイブ配信:配信終了後~2021年6月12日(土)23時59分 ※日本時間
▼オンラインチケット
【特典付き】¥10,000-(税込・特典付き)
特典内容:SUGIZO 直筆サイン入りボイスカード/INORAN 直筆サイン入りボイスカード/BEST BOUT 2021 ライヴ音源CD
・ローチケ LIVE STREAMING(LivePartner Online) https://l-tike.com/sugizoinoran-online/
・イープラス streaming+ https://eplus.jp/svsi-s/
【通常】¥5,000-(税込・通常)
発売期間:5月30日(日)20時00分~6月12日(土)21時00分
配信先:Live Partner / Streaming+ / ZAIKO
・ZAIKO(日本・海外対応) https://bestbout.zaiko.io/_item/340318
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