ビリー・ジョー・アームストロング、一番気に入っているグリーン・デイの曲とアルバム
グリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングが、グリーン・デイの作品で一番気に入っている曲とアルバムを挙げた。
曲は、世界各国で1位に輝いた7枚目のスタジオ・アルバム『American Idiot』(2004年)に収録した「Jesus of Suburbia」だという。彼は『Vulture』のインタビューで、その理由をこう説明した。「“Jesus of Suburbia”は突出してる。凄く壮大だ。自慢しちゃうよ。でも、あれは僕の人生、友情、家族を包括していて、大胆でビッグで仰々しい。いちかばちかやってみたいって思った瞬間だった。ライヴでは、オーディエンスがシングアロングするのを見ながらプレイするのが楽しいんだ」
アルバムは、「いまは、『Kerplunk!』(1991年リリースのセカンド)だ」という。あれは自伝みたいだ。僕ら、あのアルバムを18や19のとき作ったんだ。パンクがメインストリームになる前だ。同人誌みたいなフィーリングがある。僕らみんな、一緒に暮らし、一緒にバンドに生きてた。いわば、大人になりつつある時期だった。“Welcome To Paradise”のような曲は、もはや単なる10代の失恋の曲じゃなかった。それより、現実は甘くはないって突きつけられた人生って感じだった」
グリーン・デイは、5月終わりからヨーロッパでツアーを開催予定。6月にはフォール・アウト・ボーイとウィーザーが合流し、3バンドによる<Hella Mega Tour>が開幕する。
Ako Suzuki
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