シーア、監督デビュー作がゴールデン・ラズベリー賞3部門受賞

Photo by Tonya Brewer
アカデミー賞を前に“最低”の映画を選出するゴールデン・ラズベリー賞にて、シーアが、監督デビュー作となった長編映画『Music』で最低監督賞を受賞した。同作は、ケイト・ハドソンが最低主演女優賞に、マディー・ジーグラーが最低助演女優賞に選ばれており、今年最多の受賞となった。
『Music』はシーアが監督、脚本、プロデュースを務め、ハドソン演じる依存症を克服したばかりの元ドラッグ・ディーラー、ズーが自閉症の異父妹ミュージック(ジーグラー演)の後継人となり、人生を模索し始めるというストーリー。最低作品賞にもノミネートされていたが、こちらは『Absolute Proof』が選出された。
シーアは2月、ミュージック役に非自閉症の女優をキャスティングしたのは非障害者を優先している差別だという批判に対して謝罪していた。
一方で、『Music』はゴールデン・グローブ賞の最優秀作品賞(ミュージカル・コメディ部門)にもノミネートされていた。また、シーアは映画にインスパイアされ誕生したニュー・アルバム『Music – Songs From and Inspired By the Motion Picture』を2月にリリースしている。
Ako Suzuki
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