PreSonus、音声用特殊エフェクトが楽しめるDSP搭載の新世代USBマイクロフォン「Revelator」

PreSonusから、エフェクト/ミキサー/ループバックを統合した新世代のUSBマイクロフォンが登場。「Revelator（レベレーター）」が発売された。

「Revelator」は、ポッドキャスト、配信、Vlog、ゲーム実況、ホーム・レコーディング、ミーティング、YouTube、Zoom、Skype、Google Meet、OBSなどに最適な新世代USBマイクロフォン。Windows、Macに対応し、最大24bit/96kHzをサポート。指向性は単一指向性、双指向性、全指向性の3種から選択できる。

最大の特徴はマイク本体にDSPを内蔵していること。PreSonusのデジタル・コンソール/レコーダーStudioLiveシリーズのFat Channelプロセッサーの一部を内蔵し、スタジオ・クオリティのマイク・プリセットを搭載。ハイパス・フィルター、ゲート、コンプレッサー、イコライザー、リミッター、音声用特殊エフェクトのボイスFXプロセッサーを用意。Revelator内蔵のDSPで処理する。本体のボタンから最大4種類をプリセットとして瞬時に呼び出すことができ、設定の編集やプリセット作成もUniversal Controlソフトウェアで自由自在だ。


音声用特殊エフェクトには、ダブリング効果が得られる「ダブラー」、声の高さを変える「デチューナー」、歌うシンセサイザーの「ボコーダー」、ロボットボイスを提供する「リングモジュレーター」、異次元の効果が得られる「フィルター」、そしてエコー効果をもたらす「ディレイ」の6種類を用意。アップデートでさまざまなエフェクトが追加予定という点もうれしいところだ。

パワフルなミキサー・セクションには、マイク入力に加え、ループバック入力が4ch用意されており、2つのソフトウェアからのサウンドをミックスすることが可能。そして、ループバック出力も4ch用意されており高度なルーティングが可能だ。

サウンドをより高いレベルにするソフトウェア・スイートも付属。数々の賞を受賞するDAWソフトウェア「Studio One Artist」と、大容量のループ/サンプル素材やドラムマシン、サンプラー、アナログ・シンセサイザーといったインストゥルメントなど19種のソフトウェア/コンテンツを収録した「Studio Magic ソフトウェア・スイート」が提供される。