元ベイ・シティ・ローラーズのレスリー・マッコーエン、死去
70年代、タータン・チェック旋風を巻き起こしたベイ・シティ・ローラーズのリード・ヴォーカリストだったレスリー・マッコーエンが、4月20日、急逝した。65歳だった。
◆レスリー・マッコーエン画像
家族は木曜日(22日)、「私たちの最愛の夫、父親であるレスリー・リチャード・マッコーエンが亡くなったことを深い悲しみと共にお伝えします。レスリーは2021年4月20日火曜日、自宅で突然息を引き取りました。現在、葬儀の手配中です。大きな喪失にショックを受けており、プライバシーを尊重してくださるようお願いします」との声明をSNSを通じ発表した。
1955年、スコットランド・エジンバラで誕生したマッコーエンは、Thresholdというバンドで活動後、1973年18歳のときベイ・シティ・ローラーズに加入。ファースト・アルバム『Rollin‘』(1974年)、セカンド『Once Upon A Star』(1975年)が全英1位に輝き、「Remember (Sha-La-La-La)」、「Shang-A-Lang」「Summerlove Sensation」「Bye Bye Baby」「Give a Little Love」など多くのヒット曲を生み、日本でも人気だった。
マッコーエンは1978年に脱退し、ベイ・シティ・ローラーズはザ・ローラーズにグループ名を変更し活動を続けたが、1981年に解散した。
その後、2015年にマッコーエン、スチュアート・ウッディ・ウッド(G,B *翌年脱退)、アラン・ロングミュアー(B)でベイ・シティ・ローラーズを復活させ、来日も果たした。2018年にはロングミュアーが70歳で急逝していた。
Ako Suzuki