ジョージ・リンチ「マスクを着けるのが苦痛なら、苦痛というものをわかっていない」
新型コロナウイルスの感染拡大前にマスク着用の習慣がなかった国々には、マスクを着けるのを不快に感じたり、その効果に懐疑的な人々がいるが、ジョージ・リンチは、マスクぐらいで文句を言うなと彼らを諫めた。
◆ジョージ・リンチ画像
リンチは、彼が暮らすアメリカでは特に感染拡大防止に対し一致団結していないと感じているそうだ。彼は、英国のTotalRockのインタビューで、マスク着用の話題が上がるとこう話した。「UKやベトナム、ニュージーランドなんかが、正しいことをし、自分の義務を果たし、内輪もめすることなく1つの目的に向かい団結していると聞くと、本当に励みになる。アメリカには、それがない。俺らは政治的に分極していて、このパンデミックは政争の具になっている。全く馬鹿げていて、未熟で自分勝手で無責任で子供っぽい」
「俺は、俺ら全員が正しいことをしなくてはならないと思ってる。マスク着けるのが苦痛だって? ったく……、苦痛ってものをわかってない」
パンデミック下さまざまなプロジェクトに従事してきたリンチは、現在、プログラマー/マルチ・インストゥルメンタリストのジョー・ヘイズ、ヴォーカリストのDevix AKAと結成した新プロジェクトThe Banishmentに取り掛かっている。先月終わり、「スタジオでの最後の日々」と報告しており、デビュー・アルバムが完成間近のようだ。
Ako Suzuki