【インタビュー】FANTASTICS、“温故知新”を経て生まれた新曲「Play Back」
■エンターテインメントに対する考え⽅
──『FUN!FUN!FANTASTICS』では、多くの80〜90 年代カルチャーについて学ばれたと思いますが、とくに感銘を受けたのはどんなカルチャーでしたか?
佐藤大樹:お金の使い方、派手さですね(笑)。
澤本夏輝:感銘というよりバブル時代の金銭感覚などには驚きました。
中島颯太:海外で流行っている音楽やダンスを取り入れる術です。
世界:TM NETWORKさんの話を木根さん直々に聞けたのはファンとしてとても嬉しかったです! LL BROTHERSさんの、“次世代に思うこと”にもすごく共感できて個人的には胸熱でした。それも、当時それだけ熱中するダンス、音楽というカルチャーの誕生に携わってきたからなのかなと思いました。
──『FUN!FUN!FANTASTICS』でレジェンドたちから聞いた当時のエピソードで、印象的・衝撃的だったのものはありますか?
瀬⼝黎弥:Mr.マリックさんがマジックをする際にお客さんの超高価な指輪を使い、なくしてしまったというエピソードです。
堀夏喜:鶴久政治さんの、移動のため首都高を貸し切ったというお話です。そんなことがこの日本で起こっていたのかと衝撃を受けました。
木村慧人:LL BROTHERSさんの、振り付けを考えるとき夢の中で考えて、起きたらそれを兄に教えて、ひとつひとつ変えていきながら作ることがあるというお話です。
八木勇征:僕もLL BROTHERSさんのお話です。売れていなかった時の話や下積み時代の話、そして本当に音楽が好きだからこそ、どれだけの本気度で取り組むか話してもらった時に、自分はもっと好きなものに対して真剣に向き合っていかなければならないと改めて思いました!
──番組内「BACK TOリクエスト」コーナーでは80〜90 年代の曲を披露していますが、往年の名曲を歌ってみていかがでしたか? とくに歌いやすかった曲や楽しかった曲などについて教えてください。
八木勇征:歌いやすかった曲はアン・ルイスさんの「あゝ無情」、楽しかった曲は渡辺美里さんの「恋したっていいじゃない」です。
中島颯太:今の時代にはなかなかないメロディーラインがあったりして難しいところもありましたが、誰もが知ってるということもあり、歌っていて本当に楽しかったです。
▲堀夏喜
──「BACK TOリクエスト」で80〜90 年代の名曲に振りをつけてみていかがでしたか? また、ご⾃⾝以外の振りで誰のダンスを踊るのが楽しかったですか?
瀬口黎弥:僕は、チェッカーズさんの「あの娘とスキャンダル」を振り付けたのですが、当時のバンドの雰囲気や動きを研究しまくり、パフォーマー陣でエアチェッカーズを再現しました。他のメンバーの振り付けでは、大樹くんの「Romanticが止まらない」は楽しかったですね。
堀夏喜:僕はBOØWYさんの「MARIONETTE」を振り付けました。ロックで踊ることがあまりないので楽しかったです。個人的にもロックが好きなので、なりきってしまいました。
澤本夏輝:世界さんの振り付けた「あゝ無情」が印象に残っています。合いの手もメンバーでやったりして楽しかったです。慧人の「恋したっていいじゃない」には、彼の振り付けの革命的センスを感じました。踊っていて楽しかったのはチェッカーズさんです。
佐藤大樹:普段、振り付けはなかなかやらないので楽しかったです。僕はC-C-Bさんの「Romanticが止まらない」の振り付けを頑張りました!他のメンバーでは慧人の「恋したっていいじゃない」の振り付けが、クセになるくらい好きです。
世界:印象に残ってるのは、やっぱり慧人の振りですかね……(笑)。
木村慧人:僕はアイドル風に振り切ろうと思って作りました。他のメンバーだと堀夏くんの「MARIONETTE」が踊ってて楽しかったです。
▲木村慧人
──80〜90 年代のカルチャーを学んでみて、今後ご⾃⾝のエンターテインメントに取り⼊れたいと思うものは⾒つかりましたか?
世界:全部取り入れてみたいです(笑)!
佐藤大樹:遊ぶときも仕事も、常に全力を注ぐということです。
──2020年はエンターテイナーであるみなさんとファンとの間に物理的な距離ができてしまった⼀⽅で、InstagramやCL でのライブ配信やオンラインライブといった新たな⽅法でコミュニケーションをとってこられたかと思います。この一年でエンターテインメントに対する考え⽅は変わりましたか?
世界:映像を通して音楽やダンスをお届けする事は前々から行っていたのですが、いざライブとなると、何を伝えるのが良いのかといったことや、FANTASTICSにとって何が良いのか、ファンの皆さんにとって何が良いのか悩み、いつものライブとは少しだけ違う考え方で演出やライブ構成、セットリストを考えました。結果としてFANTASTICSにとっての課題も分かりましたし、エンタテインメントの未来もだいぶ見えたのでトライ&エラーを繰り返して正解だったなと思える一年でした。エンタテインメントに対する考え方としては、アーティスト一人一人が放つマンパワーが結局のところ一番大事だなと思いました。考え方が変わったというよりかは答え合わせのような一年間でした。
澤本夏輝:エンタテインメントやつながる方法は沢山ありますし、距離ができてもそれを詰められるのは自分達次第だと感じました。
八木勇征:普通の事が普通ではなくなる時代になったと思っています。なのでそれに負けず、新たにその中でも進化した形でエンタテインメントというものを届けていかなければならないと思いました。
──<LIVE×ONLINE>という新たな試みはやってみていかがでしたか? お客様のリアルな反応がわからない反⾯、画⾯越しだからこそできる演出もあったかと思います。
佐藤大樹:映像とリンクしたパフォーマンスや、カメラワークを活かしてデートのシチュエーションを再現した曲は多くの反響がありました。
堀夏喜:同じライブでも、生のライブとは全く別物だと思いました。反応がわからないなど違和感を覚えることはありましたが、その分より近い視点で観てもらえたり、より演出にこだわれる部分もありました。
中島颯太:ボーカルとして、煽りやMCでの難しさがすごく経験になりました。演出面ではたくさんアイディアが出て、リハーサルしている時から楽しかったです!
──『FUN!FUN!FANTASTICS』と連動したライブステージ<BACK TO THE MEMORIES>では、澤本さん、瀬口さん、堀さん、木村さん、八木さん、中島さん6人がユニット「FANTASTIC 6」として初のエンターテインメントショーを開催しますが、⾒どころと意気込みを教えてください。
瀬口黎弥:今回、舞台のキャプテンとして任命していただき、6人ならではのステージと僕らの息の合った普段みることのできないFANTASTICSをお届けしたいと思っております!
澤本夏輝:ゲストの方と6人ということもあり、今まで全く自分達のやったことない形式ですが、楽しみです。
八木勇征:一人一人が新たなことに真剣に本気で挑んでるので注目してほしいです! 豪華なキャストの方々と舞台で共演させていただくことは初めてなので少し不安な思いもありますが、断然楽しみの気持ちの方が高く、早く皆さんにお見せしたい気持ちで一杯です。
▲八木勇征
──ツアー中⽌、楽曲リリース、オンラインライブの開催、初主演ドラマ『マネキン・ナイト・フィーバー』放送など、つらいことも嬉しいこともあった2020年。みなさんにとってはどんな1年でしたか? 印象深かったできごとや、おうち時間を使って挑戦してみたこと、逆境を糧に学んだことなどについて教えてください。
佐藤大樹:ライブは、やはりお客さんが入って初めて成り立つものだと実感しました。僕らの生きる場所は、やはり“ライブ”なんだと。
澤本夏輝:アーティストとしての在り方を考えさせられましたね。まだデビューして二年ですが、一つの大きな壁にぶつかれたことはとてもよかったとは思います。ライブのありがたさ、ライブに来てくれるファンの皆さんの大切さを改めて感じました。
瀬口黎弥:やはり、自分と向き合うことのできた一年になりました。心の中でもこの時間を使って余裕もうまれたりと、今までは気づけなかった自分に気づくことができました!
堀夏喜:自分やグループを客観的に見ることができた年になりました。様々なアーティストさんのライブを観ることで、いろんなアイディアがインプットできたと思います。
木村慧人:開催するはずだったアリーナツアーやイベントができなくなり、かなり落ち込みましたが、<LIVE×ONLINE>を開催することにより、かなり勉強になり修行する一年になったので、良かったです! このご時世だからこその出会いや経験がありました。
八木勇征:おうち時間では新たにピアノを始めたことが僕にとっては凄く良い挑戦となっています。作曲なども少しずつ始められているので、いつかFANTASTICSとしての曲をだせるように頑張ります。
世界:MPCを買って遊びがてら始めて楽しく続けてます。ブレずに自分の好きな事を続ける事が出来てラッキーだなと思えるマインドになりました。
中島颯太:改めて、アーティストとして考えさせられる一年でしたし、それでも何か届けようと、ピアノ、ギターを使って弾き語りでも届けられて、音楽にどっぷり浸った一年でした。
▲中島颯太
──2021年、お仕事でも趣味でも、挑戦したいことを教えてください。
世界:声の仕事はきちんと本軸にしていきたいです。身体を使って表現するダンスはもちろん、声を使ったお芝居や表現が昔も好きでしたが、昔よりもっと好きになってきて歌も歌いたいです。あと、海外に行きたいです!
佐藤大樹:主演ドラマを、秋にやってみたいです!
澤本夏輝:ファッションの仕事に挑戦してみたいです。モデルのお仕事はたくさんして行けたら嬉しいです。パフォーマー以外の何かを身につけれたらいいなと思います。
堀夏喜:楽曲制作ができるようになりたいので、勉強したいです。
木村慧人:役者業には挑戦したいです。自分以外の人を演じてみたいです!
八木勇征:俳優活動、声優にチャレンジしたいです!
中島颯太:作詞・作曲を今やっているので、どんどん作って経験を増やしていきたいです!
瀬⼝黎弥:ジェンガで勇征に勝ち越すことです(笑)。
取材◎栗山アンナ
文◎BARKS
写真◎TOYO
■「Play Back」配信情報
https://avex.lnk.to/PB_DLSTR
■FANTASTICS from EXILE TRIBE サイン色紙 プレゼントキャンペーン概要
・日本国内にお住まいの方
・Twitterアカウントをお持ちの方
・BARKS編集部 Twitterアカウントから投稿される応募用のツイートをキャンペーン期間内にリツイートした方
※必ずご自身のアカウントを“公開”にした状態でご参加ください。アカウントが非公開の場合は参加とみなされません。
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【賞品名・当選人数】
FANTASTICS from EXILE TRIBE サイン入りチェキ
1名様
【応募方法】
1.BARKS編集部 Twitterアカウント「@barks_news 」をフォローしてください。
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3.上記で応募は完了となります。
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【応募期間】
2021年3月21日(日)12:00~2021年4月22日(木)23:59まで
上記期間内にされたリツイートが応募対象です。
【当選発表】
Twitter DMにて当選のご連絡と専用フォームのURLをお送り致します。
専用フォームで必要事項を入力ください。
【賞品発送】
配送は国内のみ、賞品は2021年5月中旬頃までに発送予定です。
※やむを得ない事情により賞品の発送が若干遅れる場合がありますので予めご了承ください。
※ 以下のような場合には、ご当選の権利を無効とさせていただきます。
1.ご住所入力の不備により、賞品がお届けできない場合。
2.ご不在などにより、運送会社での保有期間を超えて賞品をお届けできなかった場合。
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ニューシングル「STOP FOR NOTHING」
■CD+DVD]RZCD-77353/B ¥2,500 (税込)
■CD ONLY]RZCD-77354 ¥1,500 (税込)
収録内容
[CD]※2形態共通
・STOP FOR NOTHING
・Play Back
・WAY TO THE GLORY (FANTASTICS ver.)
・STOP FOR NOTHING(Instrumental)
・Play Back(Instrumental)
ほか未定
[DVD]※[CD+DVD]形態のみ
1. STOP FOR NOTHING -Music Video-
2. STOP FOR NOTHING -Lyric Video-
商品詳細:http://r.tribe-m.jp/fntnews_210318/
◆FANTASTICS from EXILE TRIBE オフィシャルサイト
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